【小泉農水相語る米問題】「高く買い取ってもらえる所を農家さんが選べる環境を作るべき」農協改革巡り
■「農家の選択肢を広げる」 小泉農水相が語る“真の農協改革”とは
【青木源太キャスター】「でも改革したいというのがあるわけですよね?」 【小泉進次郎農水相】 「それはもちろんです。私からすれば農家の皆さんに対して必要とされるJAであり続けてくれれば、それはJAの役割を果たしたということになると思いますが、一方で今農協に対して、米の流れも減ってるんですよね。 農家の皆さんが使う、ダンボールや肥料や農薬や農業機械、こういったものを農業資材と言いますが、農業資材を海外から輸入をして、それを高く売るのがJAグループの仕事ではありません。農家の皆さんに、いかに安く良いものを売るかが1つ大事で。 そしてその後に、農家の皆さんが作ったものを、いかに付加価値がつくマーケットを開拓をしていただいて、農家の皆さんの手取りが上がるかが、私はJAが一番大切なことだと思います。なのでそういうJAであれば、農家の皆さんから必要とされるでしょうし、そうじゃないと思われれば、農家の皆さんがJAじゃない所を出荷先、取引先として選んでいく。そういったことだと私は思います。 私から申し上げたいのは、農協が大事なのは分かります。だけど農家の方にとっては農協だけしかないという環境と、農協と他の組織も選べるという、他の流すルートも選べるということの、この選べる選択肢を用意することは、私は大事だと思います」
■“農家が売り先を選べる環境へ” 小泉農水相が描く農協改革の具体的青写真
【フジテレビ元解説委員・ジャーナリスト 風間晋さん】「農家が選ぶために、あるいは選べるようにするために、小泉大臣が何をしようとしてるのかというのが大事な所で、農家が選ぶという形があればそれでいいということではなく、今まで選べてないわけだから、そこをどう変えるんですかという所をお伺いしたいです」 【小泉進次郎農水相】 「最近私がお話をしている中で、ちょっと専門的になるんですけど、米農家さんが販売をする時に、今は農協は基本的には概算金と言って一時金を払うんですよね。こういった形は、他の調達する先は、委託ではなくて買い取りをするんです。ですので、この農家さんからすると、どこに自分が作った米を売るかという時に、競争条件は同じにしたほうがいいと思います。 その中でより高く買い取ってもらえる所を農家さんが選べる環境を作るべきです。今は残念ながらそうなってないケースもあります。こういったことを必要だと思って、私はこの概算金の形についても、これからは基本、一時的なお金を払う一時金、これが基本だけではなくて、買い取るということを持って、農協には米農家さんが作ったものを、リスクを取って責任を持って売ってもらいたい。そのことで選ばれる農協であってもらいたいし、そうでなければほかのところが買っていくという、農家さんから見れば売り先選べた方が、絶対、競争力・交渉力上がるじゃないですか。私が目指しているのは、そういう環境を作る事こと」 【風間晋さん】「それをやるとお米の価格高くなりますよね?」 【小泉進次郎農水相】 「これは今、マーケットの中の動きを見ていて、最終的に日本の経済力が強くなって、お米が3000円であっても、4000円であっても、消費者の皆さんがしっかりと買えるだけの経済にして行く必要は、間違いなくあります。その上で、これ各産業どこもやっていることですが、今の物価高のこととか、資材が上がっていることとか、しっかり反映ができて、手取りが上がる環境を農業の世界にも作っていかなきゃいけないというのは、当然のことですよね。 そういう時に生産者の皆さんから見て、自分の事をより高く評価して、販売をしてくれる所を、複数の選択肢がある環境を作ることは大事ではないですかというのが、私のものです」