INFJが新企画を提唱「殺人鬼をMBTIで分析してみよう」第一回
殺人鬼をMBTI分析したら面白いかと思い、やってみようかと。殺人鬼という興味深く、かつ意外と身近な存在でMBTI分析をすることで、MBTIや人間理解の促進に繋がればと思ったりもしたりするような気がします。
とりあげる殺人鬼は「リアル・フィクション問わず」扱っていく予定なので、漫画・アニメ・映画紹介も兼ねて、作る側・読む側の双方で楽しめる企画になればと思います。今回は手探りでテキトーにやってみましょう。
ということで、今回は雛形として三名紹介。
まずは迷子にならないようにこの図をば
そして、殺人鬼を分類するにあたってわかりやすい指標として、ロバート・K・レスラーの「秩序型と無秩序型」の分類を用いると理解に捗る。
レスラーは、著書『FBI心理分析官』の中で、殺人を『秩序型』と『無秩序型』の2つに分類している。秩序型の犯人は、事前に犯行計画を練っており、自分の空想を現実にする。その空想は、何年も前から犯人の頭の中で徐々に形作られていくという。秩序型犯罪の被害者の大半は、犯人とは面識が無く、犯人にはたまたま狙われたという場合が多い。特定の地域を歩いて、年齢、容姿、職業、髪形、生活様式が決定的な要素となる。また、秩序型の犯人は、被害者を自分の思うままにするため、謀略によって相手を騙すという手段を取ることが多く、口が達者で、被害者を上手に誘い込むだけの高い知能を持っているという。また、被害者を殺害する前に、会話をかわすなどして人間として扱う。レスラーは、この類型をジョン・ウェイン・ゲイシーやテッド・バンディに当てはめている。
一方の無秩序型は、被害者を気まぐれに選ぶ。殺す標的が、自分にとって殺すのに危険を伴う、状況を思いのままに支配できない相手を選ぶという。被害者の遺体を見ると、被害者が激しく抵抗したことを示す防御創が見られる場合があるとレスラーは言う。また、無秩序型の犯人は、被害者の人格には一切の関心を示さない。会話をかわさず、すぐに相手の意識を失わせたり傷を付けたりして、人格を抹殺し、人間扱いをしないことが多いという。この点も、秩序型の犯人とは大きく異なる点である。秩序型の犯人の犯罪は計画的に行われるため、犯行には犯人の論理が示されているが、無秩序型の犯人の犯行には、論理が欠如しており、捕らえられてから自分の犯した行為について説明させない限り、なぜその被害者を選び、その犯行を犯したのかが分からないことが多い、という。
秩序型はサイコパス、無秩序型は不思議ちゃんは明確に分類できるとして、甘えんぼと聖人君子は知能の高低や精神状態により秩序型・無秩序型に振り分けられると思われる。
故に、分類として
秩序型・無秩序型
高IQ・通常程度のIQ・低IQ
正常・精神異常
を用いると分類しやすいかと思われます。
第1回目の最初はこの人。
アルバート・フィッシュ
無秩序型・低IQ・精神異常
天啓により殺人を繰り返したキチ〇イ。「満月の狂人」の異名。機能セットによる分類だと明らかに不思議ちゃん分類に当たる。
感情型でこの凶行をやってたら怖すぎるので、おそらく直観型で補助が思考。ENTP
著名な精神科医のフレデリック・ワーサムは、フィッシュの中にはサディズムとマゾヒズムの両方が強烈に同居していると診断している。報道によると主に性器の周辺に針を打ち込んで自慰行為に耽っていた。相手が見つからないうちは、自分で自分の体を痛めつける必要があった。フィッシュは自分の体の到る所に針を突き刺すことにした。この習慣は彼が逮捕されるまで止まらなかった。自身の陰嚢に針を突き刺したときの痛さは正気ではいられなかったと述べている。さらには自身の背中の内側や、骨盤に針を打ち込んであるとも述べている。実際に、彼のレントゲン写真では、陰嚢部分に細いものも太いものも曲がったものも合わせて29本もの針が見つかっている。最初は刺してすぐに引き抜くが、深く刺せば刺すほど快感が強まるために、引き抜くのが困難になるほど深く刺すようになったという。
自分で性器の周辺に針を刺すセルフ拷問の趣味を持つ、サドとマゾが同居する完全無欠のキ〇ガイ。そして、アルバート・フィッシュの動機が天啓と断言できる点はこちら。
彼は犠牲者の遺体を食人し、遺体ばかりではなく尿や血液、排泄物までも食べた。彼自身はそれらの傾向は幼少期に受けた虐待により培われたと述べている。また、彼は「神」が自身に殺人による「伝道」を指示したと主張している。彼の殺人にはしばしば時間をかけた拷問も含まれていた。
典型的な殺人の動機が天啓。歴史的に見ても彼以上の〇チガイは青髭くらいのものだろう。動機が嫉妬と猜疑心だった呂皇后のほうがまだ人間性がある。とにかくヤバすぎるキチガ〇がアルバート・フィッシュであろう。
故に、トップバッターに相応しいと思い、最初に紹介した。
お次は、フィクションから紹介。
鴨ノ目武「善悪の屑、外道の歌」
無秩序型・通常程度のIQ・正常
社会的に制裁が足りないと思われる犯罪加害者に対する復讐屋。異常なレベルの拷問も行うので、「善悪の屑」は有害指定図書に認定され、拷問シーンがカットされ、よりマイルドな作風になった「外道の歌」として連載再開し、現在では完結。「闇金ウシジマくん」と似た作風だが、作者の知能レベルか性格のせいか、スケールはこじんまりとしている反面、より狂気に満ちた作品に仕上がっている。
この人物は、パッと見の印象から不思議ちゃんに分類される。復讐屋になる前は、良き父親な描写もあり、かつ外向感情Feから動機を感じられるので、おそらく感情型でESFJ。復讐屋になっていこうは復讐という名の拷問に義務感を感じているので、「〜すべき」に囚われたESTJ的なサイコパスのペルソナを被っている模様。
無口かつ無愛想で常に感情をほとんど出さず、ターゲットに対し拷問じみた制裁を加える際にも顔色ひとつ変えない冷徹さを見せる。一見冷酷非情に見えるが、依頼人に遠回しながら激励の言葉をかけたり、加害者に直接制裁を加えたい被害者遺族に「一生背負うことになる」と忠告するなど不器用ながらも犯罪被害に遭った人々を救おうとする人情もある。反面、悪人に対しては一切の情けをかけず、同情の余地が無いと判断すれば相手が未成年者や女性であろうと凄惨な拷問を加えることにも躊躇がない(カモ曰く「屑は皆平等に殺す」)。また、後述の過去から子供に危害を加えた加害者に対しては特に容赦のない制裁を行う。
このように被害者感情が天啓となり、この人物の動機となっている。この天啓は不思議ちゃんグループの重要な鍵であり、わかりやすい例として、ジャンヌ・ダルクが受けたとされる天啓をイメージしていただきたい。
ジャンヌが初めて「神の声」を聴いたのは13歳(1424年)くらいの時だったと証言している。このとき一人で屋外を歩いていたジャンヌは、大天使ミカエル、アレクサンドリアのカタリナ、アンティオキアのマルガリタの姿を幻視し、イングランド軍を駆逐して王太子シャルルをランスへと連れていきフランス王位に就かしめよという「声」を聴いたという。聖人たちの姿はこの上なく美しく、3名が消えたあとにジャンヌは泣き崩れたと語っている[21]。
この天啓により、なんの疑いもなくフランス全土を戦争に駆り立てたのであるから、ジャンヌ・ダルクもある種の狂人と言える。さらにこのジャンヌ・ダルクでわかるのが、IQの高低や精神状態に作用されずに無秩序型の行動をとってしまう点である。天啓に従うさまは、典型的な確信犯であり、宗教的であり、愚直であるが故の不思議ちゃんなのである。
無秩序型・高IQ・正常→不思議ちゃんENTP
最後に、秩序型の代表格を。
テッド・バンディ
秩序型・高IQ・正常
高いIQと高い判断力で完全犯罪を繰り返し、逮捕後はその高い知能を用い、弁護士をつけずに自分で弁護し、裁判に臨んだ。どのくらい頭がいいのかというと
青年よ。これは真摯に言っているのだ。この法廷で私が経験したそのような人間性の浪費は、この裁判所にとって悲劇とも言える。貴下は聡明な青年だ。貴下は優秀な法律家になれたかも知れない。そして私は、法廷で貴下が活躍する姿に惚れ込んだかも知れない。私は、貴下に何ら敵意も持っていない。それは理解してほしい。しかしあなたは道を間違えた。体に気をつけなさい。
このように判決の際に、裁判官に言われたほどである。推定IQは160以上であろう。
高校卒業後、ピュージェットサウンド大学へ入学したバンディは、心理学を専攻する傍ら自己変革に取り組み、「ハンサムで頭脳明晰な青年」へと周囲の評価は変わる。マナーを磨き、ファッションセンスを洗練させ、社交的に振舞うようになった。その傍ら、社会的な活動にも目を向け、手始めにワシントン州の共和党員としてワシントン州知事選の選挙活動に参加し、その目覚ましい活躍ぶりでたちまち若手党員の中から頭角を現し、「テッドなら将来、州知事や連邦上院議員にもなれるだろう」と称賛された。
このように外向感覚Se的なムーブも多いことから、Se保有の性格であろうが、自己中心的な振る舞いや自己顕示欲の強さも散見されるため、内向感情Fiも若干ながらあると思われる。
残酷で粗野な殺害方法から、元FBI捜査官ロバート・K・レスラーをして「けだもの」と言わしめた。バンディは、女性を乱暴して殺害することをなんとも思わない、残忍で加虐的な性格の持ち主であった。バンディは反社会性パーソナリティ障害であったと考えられている。残忍な殺人犯という一般的な評価の一方、現地のメディアではしばしば知的でハンサムで愛嬌がある青年であったとも評される。
加え、他者に対する共感性は皆無のため外向感情Feはほぼないであろうから、グループとしては甘えんぼで、外向的かつ頭脳的な行動が垣間見えるので、ENTJではないかと思われる。
なお、ESFPにしては破滅的であり、ISFPにしては自己抑制の効いているため、この二つの可能性は排除してみた。
以上、今回は殺人鬼でもってMBTI分析をしてみたのだが、目的は「殺人鬼をMBTI分析する」というよちも「MBTI分析をもって、よりMBTIを深く理解してもらおう」趣旨としているので、面白いと思った方は、当方に気を使うことなく、どんどん真似してみて下さい。
機能セットの有用性を普及したいし😉
あの表を使ってね。
この記事みたいに使ってくれると嬉しいです。



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