皆さんはこの割り算の計算を3秒以内に解くことはできますか? 暗記している九九の最大の数は「9×9=81」なので、144は少し厄介な数ですね。
しかし、筆算をしていると3秒はあっという間に経ってしまいます。ある工夫をして簡単に解いていきましょう。
次の計算をしなさい。
144÷8÷2
いきなり「144÷8」を計算してはいけません。
解説
この問題の答えは「9」です。
計算しにくいのが「144÷8」の部分ですよね。
しかし,もしも「÷2」が先に来ていたらどうでしょうか。2で割る計算は直感的にも分かりやすく、数字が小さくなるのでその後の計算も簡単になってきます。
そこで,割り算の順序を変えるための二つのポイントを振り返りましょう。
<掛け算⇔割り算>
どちらの場合も逆数を使うことで変換できる。
※逆数とは、ある数に掛けると1になる数のこと。例えば2と1/2は逆数どうし
<交換法則>
計算する数を入れ替えても結果は同じになるという法則。
a×b=b×a
ではこの二つを使って計算してみましょう。
144÷8÷2 ←まずは掛け算に直す。
=144×(1/8)×(1/2) ←交換法則を使う。
=144×(1/2)×(1/8)
=144÷2÷8
=72÷8
=9
丁寧に計算すると途中式はとても長くなりますが、理解していれば省略できるので頭の中だけでも十分計算が可能です。
まとめ
今回は、割り算を掛け算に直して交換法則を使うことで、計算の順番を変えて楽に解いていきました。計算順序を変えることで計算しやすくなる問題はとても多くあります。
この二つのポイントをしっかりと覚えて、他の問題にもチャレンジしてみましょう!
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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