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ビクティニ争奪戦について考えてみて、実際に出てみた感想

はじめに

普段は会社員でITの仕事をしながら、子供と楽しく過ごしている一児の父、あるとんと言います。
私のことについては、以下の記事でダラダラと書いていますので今回は省略します。興味がある物好きな方は、後でふらっと見てみてください。


ビクティニ争奪戦について

環境をぼんやり考えて書いた記事はこちら。

上記記事にて詳しく書きましたが、ビクティニ争奪戦とは「ブラックボルトホワイトフレア構築戦」のフォーマットで8人リーグ戦を行うイベントで、3勝した人に「ビクティニ」のBWRのカードが贈呈されます。

普段のスタンダードレギュレーションとは異なる、とても狭いカードプールで奥深い対戦が可能となっています。


実際に出てきました

2025/6/16に、早速ビクティニ争奪戦に参加してきました。
6/14から開催がスタートし、今日は3日目なのですが開催直後ということもあり環境が決まりきっていない状態で、いろんなデッキが活躍しているのを見ることができました。
こういったイベントは鮮度が良ければ良いほど、面白いと思っているので抽選の段階でこの日程を第1希望にしていました。

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主力アタッカーの関係図

■意識した所

今回のビクティニ争奪戦の覆せないルールとして、ビクティニを手に入れるには「3連勝」が必要という点があげられます。
3連勝できるデッキにするには、以下のどちらかが必要です。

  • 採用カードの種類を少なくし、1種類の枚数を多くすることで再現性や安定性を高くする。

  • 採用カードの種類を多くし、複数のメタカードを搭載することで対面不利を覆せるようにする。

どちらにもメリットとデメリットがあります。
例えば再現性を高めた場合。

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15種類に抑え、基本4枚採用としました

ゼクロムとシビビールのデッキは、ベンチに複数のシビビールを用意してゼクロムで攻撃するシンプルながらに強力なデッキです。
エモンガを4枚採用することで、後攻1ターン目になかまをよぶでベンチ展開が安定して可能になり、再現性を高めています。
しかしながら、ゾロアークやテラキオンなど非ルールでゼクロムをカウンターしてくる相手には一方的に倒されてしまいます。
不利な対面に出くわしたとき、相性不利を覆せないまま負けることに対しても再現性が高くなります。

続いて、メタカードの採用を増やした場合です。

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エルフーンに複数のサブアタッカーを採用しました(極端な例)

上のリストは、わかりやすいように極端な例として出しています。多くの対面に対して対抗できるように、複数のアタッカーを採用してバレットチックにしたデッキです。
再現性を重視したときと異なり、相性不利の相手にもメタアタッカーが活躍させることで不利を有利に覆せるかもしれません。
しがしながら、再現性を犠牲にしているため採用したピンポイントのカードがサイドに落ちてしまったりせっかくのメタアタッカーを先に倒されてしまうとどうしようもなく負けることも当然ながらあります。

まとめると、再現性を重視してデッキを組んでも相性不利の相手に当たってしまうと負けが濃厚になってしまい、再現性を捨てて対策カードを複数積んだ場合安定性がなくなり事故負けが発生しやすくなります。
デッキとしては再現性と独自性の中間を狙っていきたいところです。

が、スタンダードレギュレーションと異なりカードプールが狭いこともあり結局は初手の引きだったり毎ターンいかにしてサポートに触れるかだったりと運の要素が非常に強いイベントになっていることは言うまでもありません。
デッキが強いから3勝できる、練習したから3勝できる、とは必ずしも言い切れないバランスになっていると感じます。だから面白いんですけどね。


■使用したデッキ

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【デッキコード】FvbbFv-Ji26vz-fFkVFV

今回組んだデッキは「シビビールバレット」です。

特性<エレキダイナモ>によって、ベンチのポケモンにエネ加速ができ継続してアタッカーを生み出すことができます。
アタッカーは「ゼクロム」だけを選ばず、プリズムエネルギーの汎用性に目をつけて複数のアタッカーを採用していろんな対面で不利にならないように組みました。

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採用を検討したときの図

ゼクロムexは当然ながら、他のアタッカーを検討したときはこんな感じで線で結んで色々考えたりしました。

この3日間で、エルフーンexのエネ加速を使ったキュレムexやドリュウズex、ブルンゲルexのデッキが良く勝っている印象を受けたのでこれらの相手に比較的戦いやすいケルディオexとバッフロンexを採用しました。

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スタンダードレギュレーションで戦う覚悟が足りてない

ケルディオexは2エネという少ないエネルギーで120打点が出せるため、モンメンがエルフーンに進化する前に倒したり、エルフーンのエネ加速を受けたモグリューを倒したり、ゾロアークのデッキに対してはどの相手でも一撃で倒すことができます。
倒しづらい相手でも、先に120乗せておくことで後からバッフロンで回収することもできます。

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代替ケルディオ

ナゲキでもケルディオにだいたい近い役割は可能です。
特に進化前のポケモンを狩るには十分な火力が出せるため、先2から攻めるデッキには採用が検討できます。
今回採用しなかったのは、HP130でテラキオンの「かたきうち」で倒されやすいことと対ゾロアークでは進化されてしまうと倒せなくなってしまい、プリズムエネルギーを無駄に消費してしまう点を重く見ました。

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バッフロンexは、主にブルンゲルに対して強く出ることができます。
ブルンゲル側はパワープレスで50あるいはイグニッション付けても130ダメージしか出せず、イグニッションを使った場合次のターンもイグニッションを要求させることができます。
バッフロンは200ダメージをシンプルに出せるため、押し切りやすい対面にすることができます。

ゼクロムexは2枚だけの採用としています。基本的に先に場に出るとテラキオンで真っ先に狙われるため、出さない試合のほうが多いです。
強いカードですが、タイプが良くなかった。

ボルトロスを1枚だけ採用しました。
ワザ「じゅうでん」で、シンプルですがエネ加速ができ相手によってはそのまま次のターンから殴っていくことが可能でありボスの指令と合わせると相手の育てたいベンチポケモンから優先して倒すことができます。
打点は110で、倒しきれないポケモンも多いため過信は禁物です。
トルネロスでも良いです。トルネロスの場合、闘抵抗があるためテラキオンの返しのかたきうちで100ダメージとなり一発耐える強みがあります。
今回、ボルトロスにした理由は相手のケルディオexを一撃で倒せる唯一の非ルールたねポケモンだからです。

エモンガは2枚だけの採用です。ワザ「なかまをよぶ」は強いですが、実際に打つことはあまりないです。
スタート時の逃げ0のポケモンが少し欲しかったので、2枚だけ採用しました。
この枠は、タブンネ2枚でもOKです。タブンネの方が、対エルフーンで強く使えます。おんがえし30をモンメンに乗せておけば、後でバッフロンでちょうど200で取ることができます。

入れ替え札は、ふうせんではなくポケモンいれかえを採用しました。
テラキオンを3枚採用しており、スタート時に困らないようにしています。また、ポケモンいれかえの方がケルディオexのワザ「しっぷうづき」と相性が良いです。
地味に相手のデッキの「ツールスクラッパー」を使えないカードにします。

サポートは「クラウン」を除いて、博士、チェレン、ボスを4枚。
トウコを3枚にしました。クラウンは後述しますが、このデッキのコンセプトとは合わないため抜きました。
ボスの指令はとても大事に使います。間違っても博士の研究でトラッシュすることのないようにプレイします。
ボスを抱えたまま山札からカードを加えられるチェレンは4枚、トウコは3枚採用しました。トウコはシビビールとプリズムエネルギーをピンポイントサーチできる強いカードですが、既に盤面が完成している終盤での役割が薄いため3枚の採用としています。


■簡単な戦い方

このデッキは先2から軽快に殴っていく、アグロデッキとして組みました。

よってじゃんけんで勝ったら「先攻」を取ります。
シビシラスを序盤に無理して場に並べる必要は無いです。シビシラスより、2エネで攻撃できるアタッカーの育成を優先します。

初手に手札を引くことができるサポートがある場合は、テラキオンかケルディオにエネルギーを手貼りするところまで。
逆にサポートがない場合は、次のターンにエモンガの「なかまをよぶ」が撃てるようにプレイしていく形にします。

先攻2ターン目が非常に重要です。
2枚目のエネルギーをテラキオンかケルディオに付けて、眼の前のポケモンを倒すかベンチのポケモンを倒せれば、アグロデッキとしてテンポをうまく取ることができます。
必要札が揃わず、難しい場合は無理せずエモンガの「なかまをよぶ」にシフトします。

序盤のテンポを握ることができれば後は、相手のシステムポケモンを倒したりエネを手貼りしたポケモンを狙って倒したりペースを掴み続ければ勝利が近づきます。
テンポをコントロールできずに、形勢が不利になった場合のみゼクロムを出します。そうでなければゼクロムを出すとテラキオンで倒されるため、基本的にベンチに出すことはないです。

ポケモンキャッチャーは大事に取っておきます。中盤以降に、手札を増やしたい+裏を呼びたいタイミングになってから使います。

・対ゼクロム
テラキオンを中心に戦います。
かたきうちとボスの指令でベンチのシビシラス/シビビールを執拗に狙い続けます。
場に出てきた相手のテラキオンは無理せずかたきうちで50乗せておくことで、後から2体目のテラキオンかボルトロスで取ります。
この対面では、バッフロンは使いません。ケルディオは使う場合があります。使い方はテラキオンと同じで2エネでテンポ取りやすく、返しのテラキオンで倒れない強みを活かしながら使います。雷弱点ですが、相手のゼクロムを出さざるを得ない、要は引っ張り出せる状況を作ることもできます。

・対ゾロアーク、対モロバレル
ケルディオ、テラキオンを中心に戦います。
ゾロアークの打点はベンチを3体に絞ることで90ダメージに抑えることができ、3回の攻撃を要求させます。イカサマもイグニッションエネルギーを必要とさせる割に、コピーできるケルディオのワザが120しか出ないので一撃で倒されることがありません。
こちらはしっぷうづきで1体、次のターンにも(いれかえがあれば)しっぷうづきやソニックエッジでもう1体倒すことができ、倒された返しもテラキオンで返せるので毎ターンサイド1枚ずつ進めることができ有利に戦えます。
この対面ではゼクロムは使いません。出したらイカサマで負けます。モロバレルの場合は序盤から使っていってもOKです。

・対レシラム
ケルディオ、テラキオン、バッフロンを中心に戦います。
ケルディオは弱点をつけるため、レシラムデッキのほぼすべてのポケモンに対して一撃で倒せます。レシラムやエンブオーを倒す際に使ってもよいですし、普段通りアグロで攻める際に雑に使っても良いです。
バッフロンは、エンブオーに進化する前のポカブやチャオブー、エンブオーが立たなくても2エネで殴ってくるビクティニに強く出られるので出しておいても良いです。

・対ブルンゲル
ケルディオ、バッフロン、ゼクロムを中心に戦います。
ケルディオはプルリルの段階で倒すのに使います。進化してしまった場合はバッフロンで攻めます。バッフロンは特性により受けるダメージが常に30減るのでパワープレスが50 or 130になります。複数回耐えることができ、打点も安定して200出せるので優先して出します。
ゼクロムはサイドを3枚取られてから出します。ボルテージバーストが280となり、ブルンゲルを一撃で倒せるようになりますが先に出してしまうと縛られたままサイド先行されてしまうのでそれまでは出さないようにします。

・対エルフーン
ケルディオ、テラキオン、バッフロン、ゼクロムを中心に戦います。
ほぼブルンゲルと戦い方が同じです。ケルディオはモンメンの段階で倒すのに使います。
デッキの特性上、モンメンが場に残ってエルフーンに進化してワザを宣言する必要があるのでモンメンを執拗に狙い続ければ勝利は近くなります。
進化してしまった場合はバッフロンで攻めます。バッフロンは特性により受けるダメージが常に30減るのでドリュウズのかんつうドリルを弱点ですが3回耐えます。
ゼクロムはサイドを3枚取られてから出します。ボルテージバーストが280となり、エルフーンやドリュウズ、ブルンゲルやキュレムを一撃で倒せるようになります。先に出してしまうとドリュウズやテラキオンに倒されます。
早い段階で攻めることで、エルフーンのエネ加速が1回しか使えず加速先のアタッカーを倒されると動けなくなることも少なくないので中盤からゼクロムを高火力で使っていけるようにある程度サイドを捧げても大丈夫です。


■当日の様子

会場は普段シティリーグで使われている会場と同じところが多いですが、今回のイベントは「ポケモンセンター」で行われるところもありました。

ポケセンでのイベントは基本的にはジュニア/シニアのみの開催となっているためマスターのプレイヤーがポケセンで真剣勝負ができる貴重な機会でもあります。
気になる方は後期のエントリーはポケセンにしてみるのも面白いかもしれません。

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ポケセンで「オープンリーグ」表記にワクワクを覚えます

なお、ポケセン開催の場合公式ページの受付時間の表記が「対戦開始時間」である場合があります。
この場合、11時開始になっていますが11時に現地についても間に合いません。
事前に各ポケセンのスタッフボイスを確認し、30分以上前に会場につくようにしたほうが良いかもしれません。

会場では8名が1組となって席に案内されます。
その場で8名用のトーナメント表を渡され、試合結果を自分たちで記入していく形です。
最初の対戦相手はスタッフの方が最初に記載したプレイヤーネームによって既に決まっています。
2回戦以降は前の対戦の結果をトーナメント表に記入すると、対戦相手がわかるようになっています。

このイベントが「公式イベント初参加」という方も非常に多く、会場の3分の1位をしめている印象でした。
それゆえの「対戦時間25分」に間に合わず、サイド差で勝敗が決着するルールも相まってトラブルも起こりやすい状況も多く見られる気がしました。

しかしながら基本的には本イベントは「真剣勝負!」のカテゴリになります。

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イベントページにも真剣勝負!のカテゴリに分類されています。

ポケカ公式では、イベントの参加目安として4つのカテゴリに分けておりそれぞれ「ルールを教わる」「初心者歓迎」「真剣勝負!」「目指せ世界一」となっています。

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今回のビクティニ争奪戦はこのカテゴリです。

ビクティニ争奪戦は「真剣勝負!」カテゴリですから、ルールの把握はもちろん制限時間内にゲームを終わらせることができる程度の練習や遊ぶための最低限の所作はあらかじめ知っておく必要があります。

このイベントの参加者の中には、3勝するためにたくさんの練習を積み重ねてきた人や、3戦を楽しみに来た人(私はこれです)、なんとなく応募してなんとなく当選した人、初めてのイベントはスタンダードレギュレーションではなく簡単そうなイベント内容で選んできた人など、それぞれの温度感に(普段のイベントと比べても)強い差があると感じました。

理由としては、当然ながらビクティニのカードにあると思います。

本来、カードの価値は1枚40円程度。
3勝した際に貰えるカードに価値がつきすぎていることがそもそもの問題です。ビクティニのカードが無価値であればトラブルが起きるリスクも少なかったかなと思います。

ちなみに、プレイヤーズクラブの規約に禁止行為として以下の記載があります。

本サービスに関連する賞品、景品等を第三者に譲渡(譲渡等を目的としてネットオークション等へ出品する行為を含む)、貸与または担保提供する行為

プレイヤーズクラブ規約より

ビクティニ争奪戦は、プレイヤーズクラブのイベント予約から参加できるイベントになっていますので手に入れたビクティニはこれに該当すると思われます。

残念ながら私は、2勝1敗でビクティニを手に入れることはできませんでしたが、色々頭を悩ませたこの3日間は非常に充実していて、楽しい時間を当日含めて味わうことができました!

構築戦を考案していただいた、ポケカに関わる皆様ありがとうございました!


これから参加される皆さんへ

本イベントは、普段と異なる環境でワイワイと3戦できるとても楽しいイベントです。
しかし、お互いに楽しく3戦を終えるには参加者側に求められる一定のスキルがあるのも事実です。
公式のカテゴリではビクティニ争奪戦は「真剣勝負!」カテゴリです。

  • 試合時間は25分です。25分でお互いに試合に決着がつくように、ある程度は練習してから望みましょう。

  • カードプールは180種類しかありません。良く使われるカードに絞ると半分の90種類程度になります。決して多くないので、カードのテキストは自分が使うカード以外もなんとなくで良いので把握はしておきましょう。

  • ジムバトルで問題なく対戦できるくらいの対戦に必要とされるマナーや所作はあらかじめ備えてから挑みましょう。不安なら「初心者歓迎」イベントに積極的に参加し、教えてもらいましょう。

  • ゲームでの勝負を楽しみに来ている人が多いのであって、時間切れによる判定等、本来のゲーム進行による結果とは異なる勝負を楽しみにしている人はいないはずです。時間切れはお互いにとって気持ちよくない結果を生みます。しっかり練習してから挑みましょう。

ビクティニ争奪戦が、ポケカのイベント初参加というのはとても素晴らしいことです。
このイベントがポケカというコンテンツに入っていく最初の入口として機能しているということであり、大変喜ばしいことです。

しかし、何も用意せずに挑んでいいということではありません。
真剣勝負と書いてある以上、真剣勝負がお互いにできるくらいの基礎的な部分はマスターしておく必要はあります。

何が必要なのか、対戦はどういう所作が求められるのか、制限時間を意識できるくらい対戦に余裕ができているか、など心配なことがあったらぜひ「初心者歓迎」のイベントに参加を検討してください。

スタッフが優しくサポートしてくれるはずです。

自信をつけていただき、ぜひビクティニ争奪戦へ挑戦してみてください!

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コメント

1

これ有料級の情報ですやん

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note会員1000万人突破記念 1000万ポイントみんなで山分け祭 エントリー7/8(火)まで
ビクティニ争奪戦について考えてみて、実際に出てみた感想|桜餅あるとん
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