なんか気づいたら、友達がだいたい悪そうな人で構成されてる。高校のときはまだ「ちょっとヤンチャ」くらいだったけど、大人になってもずっと「ちょっと」じゃないまま成長してて笑う。飲み屋で警察沙汰になった話を武勇伝みたいに語られて、いやいや時代は令和だよ?ってなるけど、本人は全然悪びれてない。むしろちょっと得意げ。
真面目な相談しようとしても、返ってくるのは「まあ適当でいいんじゃね?」とか「酒飲めば忘れるって」みたいな雑なやつ。うん、そういうとこだぞ、と思いつつ、なんだかんだで笑ってしまう自分もいる。根っこにある人間関係が10代のノリのまま止まってる感じ。情で繋がってるというか、断ち切るほどの理由もないけど、頼れる感じでもないという微妙な立ち位置。
最近は新しくできた会社の同僚とかとランチ行ったりすると、「あ、こういう穏やかな会話ってあるんだな」ってびっくりする。声を荒げずに終わるご飯タイム、すごい。だけど気づくと、悪そうな友達とのグループLINEが光ってて、開くとまたしょうもないスタンプの応酬。なんかもう慣れちゃってる自分がいる。
悪そうな奴は大体友達。それはそれで青春だけど、そろそろ人間関係にも定期点検が必要かもしれない。車検は出すけど、友達の車検ってどうやるんだっけ。