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Conversation

日本における小麦の「常食」は、戦後にGHQが学校給食を始めとした食料転換政策で一気に広めた結果です これを書くと 「日本だって昔から小麦は作っていただろ!!」 と感情的に反論してくる人がまだいます しかし江戸時代以前の日本人が全国的に小麦を「常食」していたという事実は、ないんです 画像1枚目は1881年に明治政府が江戸時代に農民が何を食べていたのかを調べた『人民常食食事比例』の一部です 2枚目の画像は1886年に大日本農会が発表した『農事統計表』からの抜粋です 見ての通り小麦はほとんど食べていません ここで書かれている「麦」とは「大麦」のことです 小麦そのものは元々日本には自生していませんでした 小麦は弥生時代に中国から伝来したものです 日本で小麦の栽培が始まったのは奈良時代以降です しかし小麦の生産量は極めて少なく、当時の税制度である租庸調でも、田んぼで収穫したお米(租)を納めたのであり、小麦は税の対象にすらなっていませんでした 鎌倉時代になると、宋から帰国した弁円(円爾)が水車による製粉技術を持ち帰り、うどん・そばの作り方を日本に広めました このころ(13世紀頃)から日本で小麦を使った麺類の食文化が始まりましたが、食べていたのは一部の貴族中心であり、室町時代(15世紀頃)になると、一部の武士や商人の間でうどんや蕎麦の文化が広がりました 庶民の間にうどんなど小麦食が広まったのは、江戸時代に入ってからの江戸での話です 江戸時代は日本の歴史では近世、江戸は当時世界一の大都会です ちなみに讃岐(香川県)でうどんの生産が始まったのもこの時です 讃岐地方は四国山地と讃岐山脈に雨雲が阻まれ、一年を通じて晴天が多く降水量が少ない地域で、日本では珍しく小麦の栽培に向いた気候だったからです 近代になると、西洋文化の伝来にともないパンやパスタのような食材が入ってきて小麦の消費量が徐々に増えてきたものの、それでも米食が圧倒的でした 日本人が一般庶民も含めて小麦を「常食」するようになったのは戦後アメリカが自国の余剰生産物を日本に買わせ続けるべく、日本人の食文化を一気に転覆させた後、最近も最近の話です さらに日本人の小麦の消費量が一気に増えたのは1960~70年代、小麦を使ったインスタント麺が続々と発売された時期です 対して米の食文化は、縄文時代の三内丸山遺跡からも米のDNAが出土していることからも分かるように、日本人にとって米食は小麦よりも1万年以上も長く慣れ親しんだ食習慣ということになります 小麦の食文化は米と比べたら遥かに短く、日本民族は小麦を食べ慣れていないという事実は絶対に揺るぎません 民族として食べ慣れていない小麦で作られた異物を、現代の日本人は毎日毎日、「美味しい美味しい」と言って狂ったように食べ、 その結果、アレルギー疾患、自己免疫疾患を始めとした様々な慢性疾患を抱え薬で抑えなければ健康を保てない身体になっている これが現状です 四毒のひとつである小麦を食べることを一切辞めて、米食に切り替えた結果、劇的に体調が改善した日本人は大勢いると思います 僕もその一人です (参考) 吉野敏明チャンネル~日本の病を治す~ 2025.2.6ライブ配信より youtube.com/watch?v=1E0imi
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