FAP療法は、現代催眠がベースとなって作られています。
指のツボを押さえるのは、現代催眠の「催眠状態で指がピクンと動いて無意識さんがメッセージを送ってくれる」の観念運動応答法が元になっています。
感情のツボである指の爪の付け根を押さえて「無意識さん!私は見捨てられ不安を感じています!」という感じで無意識さんにメッセージを送ります。
すると無意識さんが「この見捨てられ不安は、お母さんからもらったもの!」という感じで記憶の引き出しへと整理してくれる。
無意識さんが心の傷を記憶の引き出しへと整理してくれると、それが学習として活かされます。
指を抑えて心の傷を「感じる」をやることで、無意識さんがその心の傷の感情にマッチする記憶や人を的確に結びつけて記憶の引き出しへと整理する。そう、FAP療法で指を抑えている時は、一人でやっているのではなくて、無意識さんとの共同作業なんです。
普段、あまり感じることのない小指の爪の付け根は「怒り」の感情のツボ。
その怒りのツボを押さえることで「無意識さん!怒りを感じているよ!」とメッセージを送って、無意識さんが心の傷にマッチした記憶を的確に探してきて、記憶の引き出しへとしまってくれます。
それまでは「突然襲ってくる過去の怒り」を感じた時は「これはあの人が失礼な態度をとったから」と自分で記憶を心の傷に結びつけて整理しようとしていました。
もしも、心の傷に対して的確に記憶が結びつけられたら「記憶として整理されて学習として活かされる」となるわけです。
でも、心の傷の特徴は「記憶から抜けちゃう」で自分一人で心の傷を見つけ出すことは困難である、ということ。
普段、意識することのない、指の爪の生え際の感情のツボを押さえることで、無意識さんに「不安を感じています」とメッセージを送ることによって、無意識さんが心の傷の記憶を的確に探し出して、心の傷と結びつけて記憶の引き出しへと整理する。
私はただ「〇〇が気になる」と繰り返し唱えながら、指のツボを押さえているだけ。
一人で心の傷を治療しているようで、一人じゃない。
私が心の傷の感覚を指のツボを押して感じていると、無意識さんがその感情の元を探し出してくれて、記憶の引き出しへと整理する共同作業。
「〇〇が気になる」と唱えながら、指のツボを押さえると、無意識さんはせっせと心の傷を失われた記憶と組み合わせて、引き出しへと整理してくれています。
そして、心の傷が整理されると学習として活かされて、無意識さんと共に無敵に生きられるんです。
(つづく)