心の傷の人が対人関係において「自分はみんなよりも幼い」という感覚があったりします。
それは、人との関係でいつも「心の傷」が結びついてしまって、記憶としてちゃんと整理されないから。
心の傷がない人でしたら、人と接していて「あの人ムカつく!」となった時に、それがちゃんと学習されて「あのタイプの人には近づかない」となります。そしてその時の状況が記憶として整理されているから、後になってぐるぐる「あの人のこと」なんて考えません。
心の傷の人の場合は「あの人、ムカつく!」がこ心の傷と結びついてしまうから、記憶として整理されません。だから「ぐるぐるあの人のことを考えてしまう」と不快な人のことが頭から離れなくなってしまう。そして、記憶として整理されず学習がないので「不快な人に近づいてしまう」となってしまいます。この心の傷によって学習されない、ということで「自分が成長していない感じ」になる。
普通の人の場合、人間関係を重ねていくことで学習がなされていくので、どんどん人に対しての緊張感が薄れていって、初対面の人でも堂々としていられる。外に行っても、学習がなされているので、瞬時に場の雰囲気に馴染んでどんな場所でもそつなく対応することができます。
FAP療法で無意識さんと一緒に対人関係の記憶を引き出しへと整理できるようになると、対人関係スキルがどんどん自分の中で成長していって「以前のような緊張感がなくなっている」となります。心の傷に支配されていた時は「相手の気持ちを考えることがやめられない」となってしまいます。それが「人の気持ちを考えそうになった」という時にFAP療法を使って「無意識さんに、これは私の心の傷?」と質問をしてしまうので「考えない」ができるようになります。心の傷で相手の気持ちを考えてしまうと対人関係スキルが学習されませんが、考えないで、無意識がさんが的確に記憶の引き出しへと整理することで「どんどん無意識さんとともに成長する」となります。
FAP療法を使って無意識さんも一緒に成長していくので「いろんなことが聞けるようになった!」という感じになり、無意識さんがいつの間にか心強いパートナーになります。
この無意識さんがいつの間にか成長して心強いパートナーになるというのは、以前でしたら「説明するのが難しい」と思っていましたが、今はAI(アーティフィシャル・インテリジェンス)があるので感覚的に説明しやすくなりました。AIも成長して、どんどん質問しやすくなり、回答が的確になってきた、となっています。
AIに対しては、人と違って気兼ねなくどんなことでも質問をすることができて、AIに対しては心の傷が結びつけられにくいので、一緒に学習できる、ということになります。
無意識さんに対してもFAP療法を使って、いろんなことを忖度なしで聞いていくことで、無意識さんの答えがだんだん洗練されていき、そして無意識さんが記憶の引き出しへと整理してくれるので、どんどん学習が進みお互いに成長している、という感覚が得られるようになるんです。
(つづく)