心の傷の人は、人の苦しみを請け負う役割をしています。
緊張している人がそばにいると緊張が移ってしまって、そこで緊張している人に共感することで、緊張は軽減されていく。
それと同じように、心の傷の人は、周りの人の心の傷を脳のネットワークで真似をして、そして無意識に苦しみを抱えている人に共感することで相手の苦しみを請け負って楽にしています。
心の傷の人は、周りのたくさんの人の心の苦しみを請け負ってきて、そしてその人たちに癒しを与えている。
でも、苦しみを請け負ってもらった人は、心の傷の人のおかげで楽に生きられるようになっていることに気づかない。
そして、心の傷の人も、周りの人たちに癒しを提供している自覚は一切持てないんです。
みんなの苦しみを請け負って、みんなを自由にしてあげているのに。
心の傷の人は、自分の心の傷で苦しんでいると思っているけど、本当は周りの人たちの心の傷に共感して苦しみを請け負って癒しを提供している。
「みんなは楽しそうにしているのにどうして私はこんなの苦しみの中で生きているの?」というのは、苦しみを請け負ってみんなに自由と喜びを提供しているから。
これまで請け負ってきた心の傷が無意識さんの力で記憶の引き出しに整理されていく時に、たくさんの人たちがこの心の傷の癒しの力で癒されて自由になっていったことが感じられる。
あの人たちに苦しめられていると思っていたけど、実際は、あの人たちの心の傷を請け負って癒しを提供していたから怒り、苦しみ、無力感で一杯になっていました。
心の傷が無意識の力で記憶の引き出しへと整理されると、誰彼構わずに相手の心の傷を一方的に引き受けることがなくなります。
そして、今度は共に悲しみを感じ、苦しみや喜びを共感し合える相手と一緒に癒しを提供し合える関係ができてくる。
これまでたくさんの人から請け負ってきた心の傷がちゃんと記憶の引き出しに整理され学習されているので、その全てが経験値として活かされるから、たくさんの人の悲しみや怒り、そして苦痛や悩みに寄り添うことができ、お互いに癒し癒されて、本来の自分に戻ることができます。
一方的に苦しみを請け負う関係ではなくて、自然にお互いに癒しを提供し合える関係になる。
するとお互いに癒しを提供し合って、心の傷から解放され本来の自分に戻ってさらに癒しの輪を広げていきます。
癒しの輪は、身近な人から始まっていき、この国全体に広がっていき、さらには世界をも癒しの輪へと誘っていく。
一人の心の傷の人が癒やされることで、その影響は世界全土へと広がっていきます。
さらには、癒しの輪は、時空を超えて、過去の自分にも影響を及ぼして、過去の自分も心の傷から解放されて本来の自分に戻ることができる。
そんな時に、本来の自分に戻って自由に生きるのを妨げようと足を引っ張る人たちが当たり前のように出てきます。
そんな人たちが現れても、心の傷がちゃんと記憶の引き出しへと仕舞われて学習されているので「共に痛みや苦しみ、そして喜びを感じ合う人たちと癒しを提供し合う」ということができます。
足を引っ張る人たちの心の傷まで請け負わなくなるので、癒しの輪はどんどん広がっていきます。
そう、私の心の傷が記憶の引き出しに整理されて癒やされることで、どんどん癒しの輪が広がっていく。
そして、過去が変わり、この国の未来も変わっていきます。
(おわり)
これまで読んでくださってありがとうございます。
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