【動画】ハイパーカミオカンデが入る巨大地下空間を公開 岐阜県飛騨市神岡町
2025年6月28日 17時50分 (6月29日 16時38分更新)
東京大宇宙線研究所は28日、岐阜県飛騨市神岡町にある旧神岡鉱山の地下600メートルで建設中の次世代素粒子観測装置「ハイパーカミオカンデ(HK)」で、観測機器を設置するために掘削した巨大な空洞を報道陣に公開した。空洞は直径69メートル、高さ94メートルの円筒状で、掘削は今年7月に完了予定。宇宙の起源を解き明かす鍵となるニュートリノの観測装置では世界最大で、2028年6月の観測開始を目指す。
ニュートリノの研究で2度のノーベル賞の受賞につながった「カミオカンデ」、「スーパーカミオカンデ(SK)」の後継機となる。今後は空洞内にSKの8倍の...
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