SEED値を固定してワイルドカードを使用する方法で出来る限りキャラを固定する
ワイルドカードは、SEED値を入れてbatch Countを入れて生成するとSEED値が1ずつ増えます。
特に1ずつ増えても問題がないのですが、顔アップの構図から笑う、次に顔のアップから怒ると言った時にSEED値が1ずれると顔のアップとは別の角度になったり髪型が変わったりするので、完全SEED値固定でワイルドカードを回す方法を探して見つけました。
ワイルドカードを使うには、上記機能が必須となります。
超必須機能で、Stable diffuisonをlocalに入れた時に初めから必要な機能なのでデフォルトで入れておいてほしい機能です。
この記事では、SEED値による画像生成の状況とワイルドカードとSEED値の固定方法とDynamic promptsの高度な設定について説明しています。
SEED値について
SEED値を-1でガチャでランダムで生成し、気に入った画像のSEED値を固定してキャラを固定します・・・という内容のSEED値とは!?という記事があります。
なるほどと思い、SEED値を固定してbatch countを増やすと1ずつ増えます。
最初は知識もないので?となりました。
これをComfyUIでfixedがあるのでそれをもとにワイルドカードを試すとひたすら同じ画像がでるので、a1111やforgeなどは、ひたすら同じ画像がでないよう1ずつ増やしているという事がわかりました。
ワイルドカードは、SEED値とデフォルトでリンクしているため、SEED値に変更がない場合はワイルドカードは同じままです。
ComfyUIは、プロンプト側でのSEED値もあるのでそれで回避できます。
ワイルドカードでSEED値を固定したい根拠
まず、characterの場合で見るとbatch Count2で生成します。
SEED値88と89で全く違います。
そのため、SEED値88と89の上記部分にsmileを入れてみます。
それぞれSEEDの内容に対して、smileが付加されていますが、SEED値が1違うだけで白服のキャラにsmileと赤い服のキャラにsimleが付与されています。
この事からワイルドカードの使用時も必ずSEED値を固定してもらたいと思っています。
でなければ、髪型変わった構図や服が変わった構図が出る可能性が高いためゴミ箱いきになります
。
機能の部分をしっかり見るとありました。
ワイルドカードをSEED値固定で回す方法
Dynamic Promptsのタブを開いて、高度な設定-Advanced optionsにて固定シード-Fixed seedがあります。
これにcheckをいれるだけで、ワイルドカード使用時にもSEED値が固定されます。
SEED値固定でbatch count2で回します。
ただこれだとSEED値とワイルドカードはリンクしているので、同じ画像が生成されるだけです。
上記に加えて、組み合わせ生成-Combinatorial generationを実施することで、SEED値固定のままワイルドカードで生成してくれます。
組み合わせ生成は、ワイルドカードの中の物を順番に生成してくれます。
そのため、batch Countの数値は関係なく、ワイルドカード内の全てを生成します。
ワイルドカードの単純なものを作成して試しました。
Joyful
Sad
Angry
Surprised
Smile
SEED値89だと服が赤くなるのに対して、SEED値88だと白服固定になります。
ただ、パーカー付けたり、外れたりしていますが、服装や細かいプロンプトを入れることで固定化できそうです。
シードをプロンプトからリンク解除機能について
シードをプロンプトからリンク解除-Unlink seed from promptは、SEED値によって選ばれるワイルドカードの中身はランダム化します。
基本ワイルドカードは、SEED値とリンクしているため、仮にSEED値88だと選ばれるワイルドカードの中身は固定されています。
シードをプロンプトからリンク削除にチェックがない場合は、ワイルドカードを入れて、batch countを2で回して、また2で回しても最初に回した2枚と後に回した2枚は同じ画像が生成されます。(SEED値固定チェックなし)
シードをプロンプトからリンク解除-Unlink seed from promptにチェックを入れるとワイルドカードから選ばれるプロンプトはランダムになります。
そのため、SEED値を固定した場合でもワイルドカード内のランダムのものが選ばれます。
ただ、使い道があまり思いつきません。
SEED値固定かつシードをプロンプトからリンク解除に両方ともにチェックをいれるとSEED値は固定されません。
SEED値を固定してワイルドカードを使用する方法で出来る限りキャラを固定する注意点
Dynamic prompts内のSEED値を固定と組み合わせ生成で、実施できます。
ただし、ワイルドカードを下記のように実施すると組み合わせ数によってあまりにも増えぎて生成できない場合や完了まで膨大な時間が掛かるケースがあります。
__wildcards-A__,__wildcards-B__,__wildcards-C__,
上記だとAとBとCの組み合わせ総数を順番に生成します。
放置して1個ずつワイルドカードを順番に生成する方法
ワイルドカードAとワイルドカードBとワイルドカードCの中身をそれぞれ1ずつ生成するには下記で実施。
{__wildcards-A__|__wildcards-B__|__wildcards-C__}
この場合は、Aの中身を1ずつワイルドカードからプロンプトを取り出して生成で終われば次にBの中身で終わればCの中身といけます。
これで、放置して紳士向けワイルドカードを回すことができます。
このことからいろいろなパターンをもっと増やしたワイルドカードが必要と思っているので、大量に入れた紳士向けスーパーワイルドカードや紳士向けハイパーワイルドカードに紳士向けウルトラカードを作成したいと思います。
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