難しそうに見える計算式でも、少しの工夫をすることで暗算で答えを求めることが可能になることがあります。
ただし、式変形をする際は、正しい式変形かどうかをしっかり確認しなければいけません。
正しい理解ができているか、問題に挑戦してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
32+8×32÷8+32
さまざまな計算が含まれており、難しく見えます。
まずは自分自身で答えを求めてみましょう。
解説
今回の問題の答えは「96」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
32+8×32÷8+32
=32+256÷8+32
=32+32+32
=64+32
=96
計算のポイントを確認していきましょう。
四則の混じった計算の順序は、次のようになります。
<四則の混じった計算の順序>
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
つまり、はじめに計算するのは「8×32÷8」の部分ということになります。
掛け算・割り算の計算
掛け算と割り算の優先順位は同じなので、この場合は左から計算します。
8×32÷8
=256÷8
=32
では、割り算の部分を分数に直してから、計算してみましょう。
(別解・計算の工夫)
8×32÷8
=(8×32)/8 ←分母と分子を8で約分
=1×32
=32
割り算を分数に直して約分ができたので、計算が少し簡単になりました。
足し算の計算
掛け算・割り算を計算したことによって、元の式は「32+32+32」となりました。
足し算だけの計算なので、順に足していきましょう。
32+32+32
=64+32
=96
以上より、答えは「96」です。
まとめ
正しい答えを求めることができたでしょうか。
間違えてしまった方は、ぜひ復習をしましょう。
他の記事でも、同様の問題を紹介しているので、挑戦してみてください!
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例としての紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
類似の数学問題にもう1問挑戦!