第4章

 その夜、王立科学研究所を訪れる一台の車があった。
 黒一色に統一されたその高級車は静かに研究所の玄関前に停車する。
するとこれを待っていたかのように複数の男達が玄関から出迎えに現れ、整列した。
「お待ち申し上げておりました、ガルディ閣下。」
 そう言って車から降りたガルディを出迎えたのは誰あろうこの研究所所長グリエフである。
「全員揃っているか?」
「はい。みなさまお待ちかねです。」
「うむ。」
 ガルディはグリエフに一瞥も与えず、研究所の中に歩を進めた。



その後ろを彼の秘書である銀髪の美女エリーシャが従う。
 そのエリーシャの背後に続いたグリエフがそっとエリーシャの耳元に顔を寄せてささやいた。
「エリーシャ君はいつも美しい。どうだね、その美しさを永遠に留めたいとは思われませんか?」
「それは私にあなたの研究の実験台になれということかしら?」
 背筋に悪寒のはしるようなグリエフの口調にエリーシャは眉一つ動かさずに答える。
「いかにも。」
「閣下のご命令であれば、喜んで人間をやめますわ。」
 自分が皮肉を言われているのを理解しながらグリエフは口元を歪めた。
「ではその時を楽しみにしていますよ。」
 エリーシャはその言葉を無視するようにガルディの後を追った。
 ガルディが案内されたのは地下の最下層に設けられた小さな会議室である。
 円形に設置された会議机にはすでに十数人の軍部及び官吏高官らしき男たちが着席しており、ガルディが入室すると全員一律に起立直立して彼を出迎えた。
「みな、ご苦労。」
 鋭利な刃のように冷たい口調でガルディは全員に答えた。
 会議室の奥に置かれた他と違う豪奢な革椅子に腰を下ろしたガルディは軽く集まった面々の顔を確認すると静かに手で彼らに着席を促す。
 それを確認してエリーシャがガルディの右脇に付き従った。
「今日、みなに集まってもらったのは言うまでもない。刻が来た、ということだ。」
 一同から「おお」という声が漏れる。
「いま、私は陛下に執政職の罷免を申し渡され謹慎の身だ。私の罷免については議会での承認が必要であり、いよいよ二週間後の本議会で可決されるとの報告を受けている。」
「議会工作による時間稼ぎも限界ということですな。」
 軍部の高官らしき一人が言った。
「まあ、議会のことは今に至ってはさしたる問題ではない。もはや、我らには道はひとつしかないのだからな。」
 それはガルディが執政職を罷免されれば、ここに集っている全員が現在の地位及び身の安全を失うことを意味していたのである。
 この場にいる全員の顔色が変わるのを当の本人であるガルディは楽しげに眺めていた。
「それで閣下にはどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。」
 そう問いかけたのは右列手前に着座していたグリエフである。
「うむ。」
 ガルディが横のエリーシャに目配せすると彼女は手にしたリモコンのスイッチを入れた。
 すると低い機械音と共に円卓の中心に立体映像が照射される。
 そこに映しだされたのは一人の老貴族であった。
「アンドレ・クレイン伯爵ですな。」
「そうだ、今回の騒ぎの原因を作った張本人だよ。」
 ガルディは苦笑を浮かべながら言った。
 あれから調査が進められ、このクレインがガルディ罷免の原因となった国王への密告を行った張本人であることがすでに判明している。
 クレインは前王妃タニアの父である。
タニア王妃死後は政界を退き、隠棲しているとのことであったが孫娘であるルシアン王女を介して王族との私的な交流は続けられていた。
 それがガルディにこのような事態をもたらすことになろうとは誰も気づかなかったであろう。
「一週間後、このクレイン伯爵の屋敷で、ある催しがある。諸君の中にも招待されている者がいるのではないかな。」
「クレイン伯爵の誕生日パーティーです。」
 エリーシャが補足する。
「このパーティーにはルシアン王女、フィオラ王女、そして国王陛下も出席されます。」
「つまり、我がアイアス王家の人間がその日、そこに勢ぞろいというわけだ。」
 このときのガルディの見せた笑みは周囲の人間を凍りつかせるに充分な迫力を持っていた。
そして彼が何を意図しているのか、その場にいた誰もがこのガルディの笑みから悟ったのである。
 国王、王女姉妹が消えると言うことは残された王族すなわちガルディが第一王位継承権を得るということになるのだ。
「し、しかし閣下、まさか軍を動員するのですか?そうとなると今からでは機密が漏れる可能性がありあります。危険ではありませんか。」
「軍は必要ない。何のために私がこの研究所に莫大な研究予算を与えていたと思っているのだ。そうだな、グリエフ博士?」
 ガルディの呼びかけに待ちかねたとばかりにグリエフが立ち上がった。
「みなさんにお見せしましょう。閣下、よろしいですか?」
「よかろう。」
 満足そうに頷いたグリエフが手元のフォンを通して指示を送る。
 会議中は厳重に封鎖されているはずの会議室の扉が開いたのはその二分後のことであった。
 そこに姿を現したのはアイアス王国軍の漆黒の軍服に身を包んだ一人の少女である。
 少女はカツンカツンと黒革のロングブーツを鳴らしながら無言で会議室の中に進み入った。
 事情を知らない官吏の一人がいぶかしげに円卓の中心に進み出る少女を眺め見る。
 グリエフはそのような周囲の反応を楽しそうに観察していた。

  

「閣下、この娘何者ですか?東洋人のように見えますが一体?」
 そのとき少女は歩みを止め、その声の主に視線を投げかけた。
 真紅のルージュがひかれた唇が妖艶な笑みを浮かべる。そして視線を再び正面に戻
すとガルディの正面まで歩み出て姿勢を直立させた。
「ガルディ閣下には初めてお目にかかります。閣下にいただいたこの新しい身体に恥じぬ働きをしてご覧に入れます。」
 会議場内がざわめく。誰もが事態を呑み込めないでいたのだ。
「一週間前に改造手術が完了した最新型サイボーグ・WCA-CB1です。性能テストもすべてクリアした完璧なサイボーグです。」
 グリエフの誇らしげな発言を前に再度ざわめきが起こる。
「さ、サイボーグ?」
「こんな若い娘が改造人間!?」
 ざわめきの中、エリーシャも平静を装いつつも驚きで肩を震わせていた。

 

「・・・あれが、あの、九条すみれ?」
 少女は微笑を浮かべたまま、それを気にする様子もなく髪をすくいあげる。
 エリーシャは改造される前の九条すみれの顔をデータとして確認していたが、彼女が改造されてからは初見である。
 彼女は目の前でその仕種を見せる少女が漂わせている妖しい色香を見て、すみれを改造したグリエフに嫌悪を抱かずにはいられなかった。
 清楚な大和撫子といった印象があった財閥令嬢はそこにはもはやいなかったのである。
「このサイボーグを使って、作戦を遂行する。」
「この娘を使って?」
 ガルディが首を縦に振り、答えるとグリエフがこれに続いた。
「この娘は諜報暗殺専門のサイボーグに改造してあります。この身体には暗殺目的の武器を多数内蔵させてあり、全身もくまなく機械化し強化改造してありますので並の人間では到底、太刀打ちできません。」
 グリエフの説明に一同が再度、すみれを凝視した。
彼らにはすみれが全身を機械化されているサイボーグとはとても信じられなかったに違いない。
 それほどすみれの肢体は美しく魅惑的であったのだ。
「もちろん、改造前の記憶はすべて消去してあります。今の彼女は我々のために忠実に働く美しき暗殺者というわけです。」
 すみれがフフッと笑った。
「どうした。何を笑う?」
 ガルディが愉快そうにすみれに問いかける。
「いえ、みなさんが私をあまり熱っぽくみつめられるので・・・」
「ふん。」
 ガルディが鼻で笑ったとき、高官の一人が口を開いた。
「しかし閣下。いくらサイボーグとはいえ、ただ一人で任務を遂行させるのは危険ではありませんか。失敗は許されないと言われたのは閣下ではありませんか。」
「それについてはすでに考えてある。グリエフ博士、説明を続けろ。」
「はい。」
 グリエフはそう答えると手元のキーボードにコマンドを打ち込む。
 すると再び会議場の中心に立体映像が投影され始めた。
 エリーシャは眉を一瞬ひそめる。

  

 そこに次々に映し出されたのは数十名に及ぶ十代後半から二十代前半の女性達の顔、全裸身のデータ映像であった。
「この娘たちはアイアス王立聖タニア女学院の生徒です。皆様も知ってのとおり、聖タニア女学院は故タニア王妃が創られた幼年・小中高・大学を持つ学院であります。さらに奨学金制度も充実されており、民間の貧しい若者にも広く門戸が開かれております。」
 グリエフは能弁に続ける。
「王妃の父クレイン伯爵はその学院の生徒たちの社会勉強も兼ねて、今度のパーティーのメイドとして今、お見せしている娘たちを臨時雇用するとのことです。」
「それで?この娘達がなんだというのかね?」
「はい。この娘達全員をサイボーグへ改造したうえで屋敷に送り込みます。」
「全員をサイボーグに改造!?」
 ざわめきが起こった。
「このデータによればまだ16歳の娘もいるようだが、そんなことをしては後々面倒なことになるのではないか!?」
「ご心配無用です。」
 そう言ったのはグリエフの正面に座っていた、放漫な体つきの白い髭を生やした五十代の男である。
「この娘達はわたしが選別しました。皆、家庭に何らかの事情を抱えている者ばかりですのであとの事後処理はすべてお任せ下さい。」
 この男こそ聖タニア女学院の学長であり、生物工学博士のドルーク・ガバナスであった。
 グリエフとは改造実験を通して親密な仲であり、グリエフがサイボーグ改造技術の確立を担当し、このドルークがその技術を発展させるという、ある意味、見事なコンビネーションを形勢していたのである。
「ご覧下さい。」
 今度はドルークが手元のキーボードを叩く。同時に立体映像が切り替わった。
 そこに映し出されたのはずらりとコンベア型のベッドの上に寝かされた娘達がまるで工場で機械が組み立てられるようにオートメーションでまさに改造されている様子であった。

  

「この娘たちは全員、白兵戦用サイボーグ兵士として現在、大学の秘密地下工場で改造手術中であります。グリエフ博士が改造手術を行った、こちらのWCA-CB1のように特殊仕様のサイボーグではありませんので、二日もあれば全員の完全なサイボーグ化が可能です。」
 パチパチと軽い拍手が響いた。
 その主はガルディである。
「素晴らしい。ドルーク博士、短期間でよくサイボーグ生産工場を確立させてくれた。彼女たちの活躍を期待している。」
「はっ。光栄であります、閣下。サイボーグ改造工場はほぼ建設が終わっておりました。あとはグリエフ博士の実験が成功するだけの状態でしたので、今回の改造作業に迅速に取りかかることができたのです。」
 ドルークが慇懃に一礼する。
 そのときガルディは傍らに直立不動のすみれに視線を向けた。
「閣下・・・」
「なんだ、WCA-CB1?」
 型式番号で呼ばれたすみれの真紅の唇に不気味な喜色が浮かんでいるのをガルディ、そしてエリーシャも見逃さなかった。
「あの女の子たちもわたしと同じく新しい身体を与えられているのですね。」
「そうだ。」
「つまりはあの子たちは私の妹たちになるわけですわね。閣下ありがとうございます。あの子たちと共に閣下の覇権に身命を賭して働きますわ。」
 恍惚とした表情を浮かべながら語るすみれに一同の視線が集中する。
 ガルディは熱っぽい息をもらし、興奮で義眼を明滅させているすみれを冷たく凝視しながら、やがて低く笑い出した。
「わかった。お前に与えたその身体に恥じぬ働きをしろ。そうすればお前の妹たちをもっと造ってやる。励めよ。」
「あ、ありがとうございます!閣下にいただいたこの身体にかけて永遠の忠誠を誓いますわ!!」
 そう言ってすみれはガルディに深く一礼した。
「やれやれ。」
 この光景を見ていてグリエフは苦笑を浮かべた。
「脳を完全に機械化せず、薬物を使用して洗脳を行った見返りがあれか。」
 すみれが部屋を退室したあと、ガルディがグリエフに訊ねる。
「記憶を消去し、我らのために働く忠実な兵士として脳にインプットしたのですが時折あのように不安定な状態になります。おそらく実験に使用し死亡したディーナとかいう娘のことが深層意識のどこかに残っていると思われます。」
「記憶が戻るようなことはないであろうな?」
「ありえません。」
 グリエフの答えにガルディは頷いた。
「では諸君、くれぐれも行動を慎むように。勝負は一週間後だ。」
「はっ!!」
 ガルディの言葉に全員が起立し、応えた。
 高官たちが順次退室して行く。
 ガルディはそれを見届けると、その場に残ったグリエフ、ドルークそしてエリーシャをそばに呼び寄せた。
「グリエフ、ドルーク。命令だ。王女姉妹は生かしたまま私の元に連れてこい。」
「先ほどのお話では、国王ともども始末するのではないのですか?」
「言うとおりにしろっ。」
「は、はっ。」
 胸を切り裂くような鋭く冷たいガルディの語気に、ただならぬ気配を感じ取ってグリエフとドルークは一礼した。
 エリーシャはその様子を黙って見つめている。
 ガルディがなぜ、王女姉妹にこだわりを持っているのか彼女にもわからなかった。
 しかしエリーシャはこのときひとつ思い当たることを思い出していた。
 先日、ガルディがすみれの改造手術の様子を自宅の屋敷の地下室で鑑賞していたおりのことである。
 強制改造されているすみれを鑑賞していたガルディは興奮で耐えられなくなったのか傍らのエリーシャに自分のモノを慰めるよう命じたのだ。
 彼女は表情ひとつ変えずガルディの前にかがみ込むと、その口で奉仕をはじめる。



 やがてエリーシャの耳にガルディのうめき声と合わせて一人の女性の名前が飛び込んできたのである。
「あ、姉上・・・タニア・・・」
 エリーシャはタニア王妃の名をガルディが呼んだことを誰にも語っていない。
 それは伏せておくのが賢明だと彼女なりの判断があったからである。
 そして、これらのガルディ一派の策謀が蠢いているともしらず、日々は過ぎて行く。

 


 アイアス王国の故タニア前王妃の父であるアンドレ・クレイン伯爵の屋敷は王宮か
ら遠く離れた首都郊外に屋敷を構えていた。
 タニア王妃の事故死を境にして、すでに政界を離れて長くなるクレイン伯爵邸はいつも人の気配を感じさせない静かな空気に包まれている。たがこの日だけは違っていた。
 伯爵の孫娘であり、アイアス第一王女であるルシアン王女の名前でこの日、祖父クレイン伯爵八〇歳の誕生日を祝うパーティが行われるのである。
 朝の早い時間からその準備のため多くの人々が屋敷を訪れ、会場設営のための作業に入っていた。
 ブルルン。
 黒い排気ガスを吐き出しながら一台のマイクロバスが屋敷に到着した。
 まずバスから降り立ったのは正装に身を包んだ丸く肥え太った男である。
「ドルーク卿!」
 名前を呼ばれた男は口元の髭をほころばせながら近寄ってきた黒の燕尾服姿の老紳士と握手を交わした。
 誰有ろうこの老紳士こそアンドレ・クレイン伯爵その人である。
「伯爵、今日のパーティのお手伝いをさせていただく女生徒たちを連れて参りましたぞ。よろしくお願いいたします。」
「いやいや、こちらこそ。なにぶん老人の一人暮らしゆえにお客様をおもてなししようにもどうしたらよいか、途方に暮れていた次第です。ドルーク卿のお心遣いと生徒さんたちの親切感謝致します。」
 疑いを微塵も見せずにクレインが感謝の言葉を述べたとき、バスの中から一人の女性が姿を現した。
 妖艶な美しさを漂わせるその女性は淡い光沢を持つ黒いドレスの上にコートをまとっており、ドレスと同じ色のハイヒールをコツンと鳴らしながらバスを降りる。
 すみれである。
 ドルークはクレインがごくりと生唾を飲み込むのを見逃さなかった。
「紹介しましょう。彼女はエイツ・ビー。私の秘書で今日の生徒たちの引率と申しますか指揮をとらせます。あと今夜のパーティにも私と共に出席させていただきたいのですがお許しいただけますか。」
「エイツ・ビーと申します。どうぞよろしくお願いいたします。」
「い、いえ。こちらこそ。」
 しどろもどろになりながらクレインとすみれは握手を交わした。

 

 すみれの肉体は全身を機械化されているが、肉体表面を形勢している人工皮膚が疑似体温を発生させているため通常の人間がふれてもそこから彼女が人間ではないことを見抜くのは不可能である。
「さあ、エイツ。伯爵のお許しが出た、みんなを屋敷の中へ連れていき準備のお手伝いにかかっておくれ。」
「わかりましたわ。」
 そう言ってすみれは舐めるようにクレインに視線を投げかけると真紅の唇に笑みを浮かべて答えた。
そしてクルリと身体を回転させると再びバスのなかに戻って行く。
 それをクレインは呆然と見送っていた。
 -この年寄り。老いてますます盛んということかい。
 ドルークが心の中で嘲笑する。そして同時に、すみれに内蔵されている魅了装置に感嘆させられていた。
 すみれの人工肺の中には特殊なフェロモンを発生させる装置が組み込まれている。
 フェロモンはすみれの呼吸時に相手に吹きかけられ、相手はオス蜂が女王蜂に群がるように彼女に魅了されてしまうのである。
 バスの中に戻ったすみれが座席に座っている少女たちを見回す。
 少女たちは全員、人形のように姿勢を正して静止していた。知らない人間が見れば人形がずらりと並んでいるように思ってもおかしくない光景であろう。



 もちろん彼女たちはドルークによってサイボーグへと改造された聖タニア女学院の生徒たちである。
「さあ、みんな。行くわよ。」
 すみれの呼びかけがスイッチになったのか彼女たちの瞳が光った。
 彼女たちに埋め込まれた疑似眼球が動き出したのである。
 意識を取り戻したかのように少女たちがざわめき始める。
 彼女たちは全員、脳の一部を改造されていた。この頭部に埋め込まれた制御回路によって通常は普通の人間と変わらない行動を取ることが可能なのである。
 もちろんひとたび指令信号が発せられれば、彼女たちはその回路によって感情のない殺人兵器へと変貌することは言うまでもない。
「さあ、ついていらっしゃい。」
 まるで妹たちを導くような口調ですみれは少女たちに促す。
 バスを降りた少女たちはあどけない微笑みを浮かべながらクレイン伯爵に会釈をして順々に屋敷へと入っていった。
「どうです?可愛い娘ばかりでしょう。」
「あ、ああ・・・」
 ドルークは顔を紅潮させながらうつろに答えるクレインを冷ややかに見つめていた。
「さて、どうなるかな。」
 薄笑いを浮かべながらドルークはつぶやいた。

第四章/終

 

 

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