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「社長。本当にいいんですか?水沢さん以外の女性を愛せないようになるということなんですよ」
谷本の忠告にも、私の心は揺るがなかった。
「私の心は変わらない。予定通りの処置をしてくれ。谷本ドクター。どっちにしても、杏奈のように心をときめかせた生身の女性は、他にはいないし、杏奈は私の人形になってくれた。もう、杏奈以外の女性は、生身も、人形も含めて必要ないんだ。私には、サイボーグの杏奈という理想の恋愛対象だけで充分なんだ。彼女を私は一生裏切れないようにして、彼女の愛情に答えるつもりだよ」
私の性癖からいって、普通の女性の裸体を見ても、私は、性欲がわかないどころか、勃起すらしないのだった。子どもの頃から、女の子には何も感じなくて、女の人形を見るときだけ勃起し、射精することが出来るのだった。
高校の時に、精神医にカウンセリングを親に内緒で受けた結果、私が、作り物の人形にしか性的反応をしない性癖を持っていることが解ったのだった。いわゆる人形フェチであったのだった。しかも、重度の偏愛症であることがわかった。
しかし、杏奈だけは違っていた。私の専属秘書として、人形のように忠実に私の身の回りの世話をしてくれたため、生身の人形という感覚を私は覚え、彼女にだけ、性的衝動を覚えるようになったのだった。
今まで、私と付き合ってくれた女性がいたが、私は性的衝動を覚えることはなかったのだ。どんなに女性が挑発しようとも、ベットで一緒に寝ようとも、私の一物がそそり立つことはなかったのであった。性処理人形が私の恋人だったのだった。それが杏奈だけは違うことが解った。
でも、完全に性的衝動が、私を支配することがなかった。
しかし、杏奈と私は、生涯のパートナーとして将来を語る事になった。私の性癖を杏奈に全て語った。
今までは私の性癖を知ると付き合った女性は全て遠ざかっていった。
でも、杏奈は違っていた。杏奈は、たとえ人形にしか完全な性衝動を私が覚えることが無くても、私と生涯のパートナーになりたいといってくれた。たとえ、半分の性衝動でもいいといってくれた。自分が生きた人形として、私に尽くしてくれるとまでいってくれたのだった。私は、彼女を生涯のパートナーとして、公私において常にそばに置くことを決断したのだった。
私は、谷本の言葉を受けて、看護士の指示に従い、シャワールームで身体を浄めた。そして、私は、看護士に身体に残った水滴を完全に拭いてもらい、処置台に仰向けになった。
看護士が私の四肢を固定ベルトで固定し、私の身体は完全に拘束されてしまった。
「それでは、下半身の脱毛処置と毛根除去を行います」
看護士はそう言って、私の臍の下から、足の先までに特殊な脱毛・毛根除去剤を丁寧に何回も何回もウエスで塗り込んでいった。ウエスで拭かれるたびに、私の下半身の毛が、抜け落ちていった。完全に毛が無くなっても何度か拭かれ続けていた。薬が毛根の奥に入り込む事によって、毛根が潰れて機能しなくなるのだそうであった。
私の下半身は、生まれてきた時のようにツルツルになってしまった。上半身の毛髪は完全に残されているので、そのアンバランスさが面白かった。杏奈は、頭の先から全ての毛髪が無くなってしまったのだから、どんなに辛かったのかを今になって感じてしまった。
人間は自分の身に起こらないと他人に対して親身になれないものだと思った。
「社長は、看護士がこんなに一生懸命局部をさすっても性的衝動が起こらないんですね。本当に生身の人間に対して、性的衝動を覚えるのは、水沢さんだけなんですね。この看護士も、性的魅力があると思うんですが・・・、それに、生身の女性の手に反応しない男性器を初めて見ました」
谷本が私にぼやきともとれる言葉を浴びせた。
「そうだよ。私は、正真正銘の人形偏愛者だからね。これで、人形の手で触ってくれると私の性器のびんびんの状態になるんだ。自分でも、呆れる時があるよ」
「社長の特殊な性癖の原因は、たぶん深層心理の中に潜んでいるんだと思います。乳幼児期になにか原因になる強烈な事件があったのでしょうね」
「私には、もうこの性癖が当たり前になっているから、突き詰めて原因を究明する必要はないと思っているがね」
「社長のような女性の誰もが付き合いたいと思える男性なのに残念です」
谷本は、そう言って、悪戯っぽくウインクをした。
「社長、そろそろ、塗布した薬剤が安定してきましたので、本格的な処置に入ります」
「谷本ドクターよろしく頼む」
私がそう言うと、谷本は、麻酔医に指示を出し、麻酔医の処置により、私の視覚と聴覚以外の全ての五感を無感覚にしてしまった。
「それでは、社長の本格的な処置に入ります」
私は、自分に起こっている事を把握するために、今回処置する場所を、つまり、私の股間が映っているモニターを見た。
「このシステムの取りつけ場所を作らなきゃいけないから腎臓を除去して、高性能人工腎臓に
置き換える処置から始めましょうか」
谷本はそう呟くと、私の下腹部を見事なメスさばきで切開した。私の下腹部の内臓が、丸見えの状態になった。
まるで解剖人形のようだと思った瞬間、私のペニスが突然勃起してしまった。谷本が笑いながら、
「社長、自分を解剖人形だと思っちゃいましたね。駄目です我慢してください。社長の性癖が普通の人間と違う事を頭に入れているはずなのに、油断しました。人体解剖モデルも守備範囲だとは思わなかったわ。性器感覚の遮断も行ってください。それから、自己血の輸血を開始して」
谷本が麻酔医とアシスタントドクターに指示した。二人の医師がテキパキと行動した。
麻酔医のおかげで、私の一物は、おとなしくなった。私は心の中で、
「谷本ドクター、申し訳ない」
と謝罪した。私にしたって、自分を人形のようだと思って勃起するとは思わなかったのである。
「社長。大丈夫ですよ。私にとってはある程度の想定範囲内ですから」
谷本は、私に気を使いフォローしてくれた。本当に申し訳ない。谷本は、何事もなかったかのように、私に対する処置を続けた。
私の腎臓を二つとも谷本は取り外し、高性能の人工腎臓を一つ取りつけた。この人工腎臓は、人体が発する熱をエネルギーにして半永久的に作動し、人間の腎臓の3倍の処理能力がある。我が社の次期主力商品になるものであった。小さくて高性能のため、1つで二つの腎臓以上の性能を発揮するのであった。
谷本は、素早く私の身体への接続を行い、私の体内に人工腎臓を納めた。
「まだスペースが足りないわ。社長、少しオシッコが近くなりますが勘弁してください」
谷本はそう言って、私の膀胱を半分切断し、生体接着剤で、切り口の部分を接合した。
手術跡が残らずに、瞬時に接合されてしまうのが「生体接着剤スーパー」の特徴であった。
私の膀胱の大きさは、今までの半分になってしまった。確かに我慢できる尿の量が半分になってしまうという事であった。でも、これから私の体内に納めるシステムの関係でしょうがない事なのだ。私は、おしっこの我慢の時間が半分になっても仕方ないと思った。杏奈を愛するために仕方のない処置だと割り切る事にしたのだった。
谷本は、私の下半身の空いたスペースに、精液生産コントロールシステムが納められ、私の男性器の睾丸とカテーテルやコードで繋がれた。
この精液生産コントロールシステムは、男性の標準人体を男性器を温存してサイボーグに改造するに開発されたものである。
通常の標準人体のサイボーグ手術の際、軍事用サイボーグや宇宙開発サイボーグは、外部性器を除去するのだが、医学治療用サイボーグや性作業用サイボーグのように、性器の温存が前提となるサイボーグに取り付けられるはずであった。
そのシステムのテストを私は自ら行うことを決断したのであった。
ただし、私に取り付けられた精液生産コントロールシステムは、ただ、精液の生産を自動的にコントロールするだけではなく、私が持つコントローラーにより、精液を全く作らないようにコントロールすることも可能だし、射精してすぐに精液をチャージすることも連続20回までコントロールすることも可能であった。
私は、杏奈の長期着用型宇宙服を脱がしている間以外は、セックスをすることはないのであるから、精液が作られる必要はないからであったし、杏奈の長期着用型宇宙服からの戒めを解かれたときは、何度でも愛してやりたいという、二人の私を忠実に再現したかったからこそ、技術陣に私が強く要望したものであった。その要望に技術陣は誠心誠意答えてくれ、私の要望を叶えてくれたのであった。
谷本は、私のもう一つの要望事項に取りかかった。彼女は、私の肛門にハイドロアナルコントロールバルブを取り付けた。
私の肛門を拡張治具で丹念に拡張し、その拡張径にあった開閉式バルブを生体融合接着剤で取り付けたのだ。私の肛門は、このバルブにより、生涯塞がれるのである。
排便に関しては、このバルブに洗腸用ハイドロシステムを接続することにより、一日一回、もしくは二回程度、直腸と大腸内の排泄物を完全に排除することにより解決されるのである。
私には、もしもの時の急な便意というのは仕事柄、絶対にあってはならないことだし、いわゆる、おかまを掘られることにも完全に興味がないので、排便を自分で完全にコントロールできるように要望したものであった。
これで、私の下半身への手術は完了し、私の下腹部を谷本は生体融合接着剤を使い、手術跡が完全に見えないように接合した。
「社長。手術は終わりました。ある意味で、社長もサイボーグの仲間入りをしたということを認識してくださいね。あとは、仕上げにあれの装着を傷が完全に落ち着いた後行います。社長室の専用トイレや自宅のトイレ、社長専用機に洗腸用ハイドロシステムを設置してあります。それに、出張中のことも考えて、ポータブルタイプの洗腸用ハイドロシステムも三台用意してあります。水沢さんが復帰後は、水沢さんが社長の排便をお手伝いします。麻酔が、切れるまで少しお休みください」
谷本はそう言って処置室から離れていった。私は、手術の疲れから、眠りに落ちた。
翌日から、私は、下半身の傷が癒えるまで、処置室の隣にある回復室に移されて、完全看護の状態で過ごす事になった。私は、脚を少し曲げた状態で股を開いての姿勢で介抱用ベッドに固定された。ちょうど、出産する女性のような格好であった。
数時間に一度、床ずれを防ぐためにベッド自体が回転する。まるで自分がローストされる七面鳥になった気分を味わった。
私は、動けないので、看護士に全ての世話をしてもらった。食事は最初は、母湯をストローで吸うものだった。それから、お粥になり、ベッドに固定されている間は、お粥もストローで吸う程度の液状のものだった。
おかずも、スープやゼリー中心であり、消化によいものであった。
排泄は、取りつけられたバルブに洗腸用ハイドロシステムを一日一度接続してくれるのだった。ハイドロアナルコントロールバルブは、排便に使用するインナーバルブと前立腺を愛撫される時やアナルにディルドーを差し込むことがあるときなどのために、アナルを全開させるためのアウターバルブの二重の構造になっていた。
インナーバルブは、カプラーバルブになっていて、洗腸用ハイドロシステムの接続チューブのバルブのカプラー接続する構造になっていた。
今は看護士が行ってくれるが、この先は、自分でしなければならない作業になるのだが、自分ではしづらい作業になるだろうと思った。アウターバルブは、私の持つコントローラーにより、カメラの絞りのような構造になっていて、全開になるようになっていた。
ただし、コントローラーを使用してアウターバルブを操作するのには、肛門のバルブに、特別な鍵を差し込む必要があった。その鍵は、杏奈のアウターヘルメットの緩衝材とヘルメットの間にあるキーケースに収納されていて、杏奈の長期着用型宇宙服を脱がせない限り、操作できなくしてもらったのだった。
洗腸用ハイドロシステムによる排泄は、最初は苦しいものだと思ったが、慣れると一日が爽快な気分になる事に気が付いた。
このシステムは、もともと、兵士やアストロノーツが、排便を自己管理する必要がある時に
取りつけられるものであった。もちろん、恒久的に取りつけられるものであった。
私は、こちらでも、自社製品の試験者になった格好であった。
私は、谷本に頼んで、精液の生産を完全に行わない状態に精液生産コントロールシステムを調節してもらっていた。
もしも、この間に人形とのセックスの事を考えたりでもした時に自慰できない状態なので、そのような事を考えても吐精しなくてすむようになっていたかったのである。
私にとって、人間の女性による吐精など、不可能なのであるから、自分が苦しいだけだった。看護士に、尿を採尿機でとってもらう時でさえ、私は、人間の女性が触っただけで、私のペニスは萎えてしまうのであった。
これは、ある意味で、看護士に申し訳のない事をしていると私は思ったのであった。
若い魅力的な女性がペニスを触れば、普通の男なら、勃起してしまうのであろうが、私の場合は、
萎えたままで何も起こりもしないのだ。人形偏愛者なので仕方ないと言えばそれまでなのだが、看護士にとっては侮辱でもあると思える出来事なのであった。
「社長の性癖は筋金入りですね。普通は、自分が裸の状態で、ベッドに拘束されて、女性看護士の介護を受けているのだから、勃起したままの状態になっても可笑しくないのに、社長のシンボルは萎えたままなんですから。さすがに筋金入りの人形フェチですね」
谷本に、フォローにならないようなフォローをいれられる始末であった。
私のベッドでの生活も6日目に入った日に、谷本が、
「いよいよ、社長がお待ちかねの物を装着する日が来ました。手術箇所も完全に回復していますし、注文品も今日出来上がってまいります。ベッドから起きる準備を始めます」
そう言って、私の拘束を解いてくれ、ゆっくりと起きあがるように指示してくれた。
私は、約一週間ぶりにベッドから起きあがることになるため、立ち上がるまでかなり時間をかけたつもりだったが多少のめまいを覚えた。長い拘束ベッド生活で、立ち上がれなかったり、筋肉がこわばって、歩けないということはなかった。看護師によるマッサージや電波筋肉刺激マッサージを常におこなってもらっていたおかげである。
私は、谷本と共に、処置室に移動した。
「社長がご注文の物です」
谷本がそう言って、傍らのカプセルを指さした。そこにあったのは、透明のカプセルに封入されたトランクスであった。
そのトランクスは、私のへその上あたりから、脚の太ももの半分を覆うような少し長めの丈になっているはずであった。
私の下半身は、今日からこのトランクスに包まれることになるのだった。それも二十四時間常にである。
谷本が、透明な梱包カプセルから、そのトランクスを取り出してきた。
「社長。本当にいいんですか。これを付けると、水沢さんの長期着用型宇宙服を脱がせない限り、この貞操トランクスを脱ぐことが出来ないんですよ。場合によっては、何ヶ月も、このトランクスを脱げなくてもいいんですね」
「その覚悟は出来ているつもりだ。杏奈の今回の私から受けた仕打ちに対して、私が報いるためにも、杏奈に対する愛情を揺るぎない物にするためにも、私の杏奈以外の人形や女性に対して間違いがある事は許されないと思っている。杏奈との関係を大事にしたいんだ。そのためにこれを着けるんだ」
「水沢さんは、幸せです。羨ましくて妬けちゃいます。でも、長期になると精神的に辛くなることもありますから、その時はカウンセリングを引き受けます」
「ありがとう。でも、私は、この貞操トランクスで、性器を包み込まなくても、普通の女性に性的衝動を覚えることはないのだから、生活は変わらないと思う。だから大丈夫さ」
「社長。社長の性癖としては、そうかもしれませんが、排泄について、不便なところがありますから、そのことで不安がないような体制を敷きますが、それでも戸惑ったときは相談して下さい。それでは、装着します」
この私がこれから履くことになる貞操トランクスは、足の付け根や、腰などの動かす部分は、柔軟な軟質樹脂と軟質セラミックの複合体、性器を覆う貞操カバーの部分は、超硬質樹脂と超剛性セラミックの複合体、それ以外の部分は、弾性樹脂と弾性セラミックの複合体で出来ていて、それらの性質の違う物質を複合的に一体化した特殊素材であった。
そして、股の部分にちょうつがいが付いていて、前と後ろでぱっくりと開くようになっていた。そして、男性器を納める性器ハウスに性器全体を入れて固定できるようになっていた。
ここに男性器を入れると勃起する空間的余裕がなく、勃起し始めるとものすごい痛みを感じるようになる。そして、電気的刺激と性器ハウスを冷却する機能により、ぺニスを収縮させてしまう機能が付いている。
その機能を動かす動力は、貞操トランクスの性器ハウスの横に内蔵された身体の熱を電気エネルギに変換するシステムにより作動するようになっていた。
私の場合は、精液を制御するシステムにより、事実上は、この貞操トランクスを着用中に射精することも出来ないが、普通の男性にとっては、射精する機会を完全に奪われた地獄を味わうことになるのであった。
このトランクスは、肛門部分が、ちょうど、ちょうどハイドロコントロールバルブの大きさの穴が空いていて、ハイドロコントロールバルブをその穴に固定するようになっていた。
通常男性の装着者は、キーホルダーにより、ハイドロコントロールバルブのアウターバルブを開けられて、特殊な治具により、前立腺刺激によるミルキングを定期的に受けることになるのであった。つまり、完全貞操のための完全貞操帯となるのであった。この貞操トランクスも、我が社の製品なのであった。
この貞操トランクスは、主に、性的犯罪者の貞操管理や、浮気防止のためにパートナーに貞操管理をされる一般男性を対象に開発された物であり、その手のマニアや刑務関係者には、発売前から、話題になっていて、早期に市場化を要望されている商品なのであった。その市販品の栄えある着用第一号が私ということになるのであった。
谷本の指示に従い、看護士が私の太ももから、へその上までの間に万遍なく潤滑剤を塗布していった。
貞操トランクスの中の構造は、性器ハウスと呼ばれる私の性器の形にフィットしているスペースがあり、そこに、ペニスからさし込み、睾丸までがすっぽりと納めていった。
私のペニスは、股に向けて下向きに納められる事になった。私の男性器がピッタリと納められる構造になっているハウスは、男性器にとってたぶん最悪の居場所になると思われる。
次ぎに貞操トランクスの後半分の肛門の穴の部分に、ハイドロコントロールバルブの周囲が合わされて、前半分とも合わされるとハイドロコントロールバルブの周囲のロックと前後の貞操トランクスの接合部の電子ロックが、「ガシャリ」という音を数カ所でたてながらロックされた。これで私の下半身は、貞操トランクスの中に閉じこめられてしまったのであった。
この貞操帯である貞操トランクスを開ける事が出来るのは、杏奈のアウターヘルメットの緩衝材と
ヘルメットの間にあるキーケースに収納されている電子キーのみであった。つまり、私が杏奈を人形として、長期着用型宇宙服から出して、杏奈との性行為を行う時に、杏奈のアウターヘルメットから電子キーを取り出した時のみである。しかし、本来の使用状況ならば、キーホルダーに管理されて自分では開ける事が出来ないのであった。その点においては、私は、自分で開ける事の出来る選択肢を持っているのであり、真の意味での貞操帯とは違うのかもしれなかった。けれども、杏奈の貞操に私も貞操で答えるという目的は充分に果たしているはずであった。
私は、少し身体を動かしてみたが、貞操トランクスは、身体にピッタリとフィットししかも、私の関節の動きを妨げる事がなかった。まさに、皮膚の一部のような感覚であった。しかし、男性器の圧迫感は消えなかった。その圧迫感になれるまでにいま少しの時間が必要であった。
「社長の性器は、これで囚われの身となったのです」
谷本はそう言って、看護士にスタイルのいいリアルドールのマネキンを持ってこさせた。
私の股間に、激痛が走り、続いて、冷たさを感じ、床に転げ回った。私は何が起こったのか解らなかった。
「社長の性器が勃起したのです。そして、それを戒めるためと萎えさせるためのシステムが働いたのです。そんなに教科書通りに人形に反応されると困ってしまいます」
谷本は、悪戯っぽい笑みを浮かべていた。
「このように、性的衝動を完全にシャットアウトして、貞操管理を行うのが、社長の穿いた貞操トランクスです。そして、一度穿いてしまうと、専用の電子キー以外では開ける事が出来ないことはおろか、切り裂く事も壊す事も出来ないのです。装着者の性器は、一生を通して、管理者のものとなるのです」
この貞操トランクスの女性版も開発が完了していたのであった。
谷本は、今度は、装着中の注意事項を話してくれた。
「次ぎに、装着時の排泄ですが、股の下にバルブのついた小さな穴があります。社長さわってみてください」
谷本にそう言われ貞操トランクスの股の下をまさぐってみた。貞操トランクスは、叩けば、
「コツコツ」と音が出る程硬いもので、中の性器には外からの刺激が完全に伝わらないようになっていた。その貞操トランクスの股のあたりを触ってみると小さな穴を指先が感じた。
「そこが、排尿用のカプラーアタッチメントバルブです。ここに小用を足す時は、この専用排尿処理機のカプラープラグをカプラーアタッチメントに接続してください。カチッと音がするまで押し込んでください。カチッと音がしたら、排尿を開始して構いません。実際に取りつけてみます。実際に排尿してみて下さい」
そう言って、谷本が私の股間に、処理機から伸びるホースを接続した。私は、実際に排尿を開始した。そして、排尿が終わると、ホースから、穴の中に、お湯のような液体が流れ込んできて、ペニス全体が液体に包まれた。
「いま、社長が排尿を終えたのをセンサーが感知して、体温と同じ温度に暖められた洗浄液が流れているはずです。その洗浄液は、殺菌消毒剤で、性器を常に清潔に保つために、排尿が終わるの度に流れて、洗浄が終わると再び、カプラーアタッチメントバルブを通じて貞操トランクスの外に吸い出されて、専用の排尿処理機に戻るようになっています」
確かに、温かい液体はいつの間にか外に出てしまい、その後は爽快感だけが残った。本当に気持ちよかったのであった。そして、谷本の指示に従って、専用排尿処理機のホースを外した。
この専用排尿処理機も、据え置き型は、洗浄液のリサイクル処理も可能だし、排泄された尿の処理も可能であった。
洗腸用ハイドロシステム同様に社長室の専用トイレや自宅のトイレ、社長専用機に設置された。そして、持ち歩き用のポータブル専用排尿処理機も私のために5台用意された。
これは、分厚い雑誌ぐらいの大きさで、接続用のホースが内蔵されていて、コードリールのような形で出し入れが可能になっていた。
外出時に使用し、トイレに尿や洗浄液をその都度捨てるようになっていて、洗浄液は常に新しいものを一回分づつの量になった容器で補充するようになっていた。
そして、この専用排尿処理機を取りつけなければ、貞操トランクス着用者は、排尿する事が出来ないように、ペニスの先端にカプラーアタッチメントバルブから、固定管がペニスの先端に差し込まれ、排尿を止める仕掛けになっていて、カプラーアタッチメントバルブで排尿がコントロールされる仕組みになっていたのだった。本来は、排尿の自由も無い徹底的な管理を強要される貞操器具なのである。
「排便に関しては、今まで通りの方法で、洗腸用ハイドロシステムのホースを肛門のバルブとカプラー接続をすることによっておこなって下さい。そして、一日二回、朝晩の入浴前に、さっき排尿後に流れ込んだ洗浄液を貞操トランクス内洗浄機とへその部分にあるバルブをホースで接続してもらいます。洗浄液がホースから、トランクス内の隅々まで流れ込んで、約5分間の洗浄を行い、ホースから抜き取られます。洗浄機も、社長の自宅と社長室、社長専用機のそれぞれのバスルームに設置されます。それから、ポータブル型が、五台用意されていますので、それを出張時にお持ちください。このトランクス内の洗浄作業を一日二回行い、トランクス内を清潔に保たないと、病気の原因になり、やっかいなことになりますから、絶対に実行して下さい。それから、トランクスの密閉性は高いですから、洗浄液が脚や腹をつたって漏れ出すことは絶対ありませんのでご安心ください。この貞操トランクスは、通気性にも優れた特殊素材で出来ていますから、内部が蒸れたりすることもなく常に快適な状態に保たれ、履いていることの自覚を忘れることが出来るほどなのです。しかし、拘束感は、常に残ると思って下さい。以上が、この貞操トランクスについてのご説明です。快適な貞操生活をお送りください」
そう言って谷本は悪戯っぽい笑みを浮かべて説明を終えた。
本来の貞操トランクス着用者が、完全にキーホルダーに管理をされることによる、隷属感を味わうのに充分な道具なのであることを痛感し、私として、素晴らしい商品であることを身をもって認識することになった。きっと、貞操管理を望む男性にとっては、至福を味わう事の出来る器具なのであろう。
私は、改めてまじまじと自分の下半身を見つめた。
そこには、光沢のある硬い樹脂になってしまった股間があるだけだった。
「これじゃ、ゴルフに行く時は、風呂に入れないな」
「社長、普通の貞操帯着用者はそんな事考えませんよ」
谷本は、私の切実だけれど見当はずれの感想を聞いてケラケラと笑った。
「水沢さんとお幸せに。もう少しで、水沢さんの訓練が終了して、社長の下にお返しします」
谷本の言葉に送り出される形になった。