広島県など 観光の新プロジェクト発足 世界トップ10目指す
広島県は、民間企業や大学院と連携して新しい観光ルートなどの開発を行うプロジェクトを立ち上げました。
世界トップ10の観光県を目指すとしています。
このプロジェクトは県と県観光連盟に加え、東京にある大手不動産会社と社会人向けの大学院大学が参加して発足させ、21日その内容を発表しました。
プロジェクトでは来年3月までの9か月間研究会を開き、広島空港を利活用した
▽新たな観光ルートと
▽観光コンテンツ、
▽関係する人口の増加を促進するための構想を作成するとしています。
構想などを作るのはこれからの公募で参加する18人の研究員で、構想を通して世界でトップ10、日本でトップ3の観光県を目指すとしています。
財源にはいわゆる「企業版ふるさと納税」で、大手不動産会社から寄付された4000万円があてられるということです。
湯崎知事は記者会見で、「観光分野の専門人材の育成や地域に新しい価値を生み出す事業構想をつくることに、非常に大きく貢献してもらえるのではないかと大いに期待している」と述べました。