夢見る家電

なんと、新幹線に乗り遅れるというポカをやらかしました。
44分の時刻が目に入った時に4に引っ張られて時間を14時と勘違い。
最寄り駅で気づいていれぼ間に合っていたのかまた悔やまれる。

とはいえ大人の休日クラブパスのおかげで、あと二回指定席を取る余裕があった。

多分老眼が進んでる。
瞬間の映像記憶が間違いだらけになってきた。

　もし、私の彼氏が2年間目標の採用試験に合格しないでフリーター生活していて、やっと希望の試験に通ったものの１年間は見習いで、来年になったらようやく勤務地が決まるような立場で、
「結婚しよう。挙式は○○でやろう」
なんて言い出したらどうするだろう。

「費用はどうするの」と聞いて、相手が「大丈夫、親が出すから」と言って来たらどうするだろう。

　いやちょっと待て。そんな台詞をいけしゃあしゃあと言うならば、
「来年勤務地が決まったらようやく、二人で住むための物件探して、二人で賃貸契約したりしないといけないよね」と聞いた時。
『大丈夫、親に出してもらうから』と答えるのがほぼ確定してないか？

　子供が生まれたら。学校に入学したら。子供が高額な「習い事をやりたい」と言ったら。

「大丈夫、親に出してもらうから」ってことになるのでは？

　私ならそんな男、到底結婚できないけどなあ。気持ち悪い。一生子供のままじゃん。結婚した後もぶっとい親とのパイプが繋がっていて、永遠に親から自立できない男を旦那に持って、子育てなんてできるんだろうか。

　よくそんな甥っ子と「結婚しよう」と思えるな。そう考えたら母が兄にした長男教育からもう、この甥っ子を生み出したんだろうなあ。

　特に何の仕事に使っている訳でもなく思考停止状態で最新のiphoneを使って、毎月どの位の通信費を払おうが「皆そうしたもの」と家計管理なんて考えない。兄夫婦の息子への援助金はドブに捨てていると同じだ。甥っ子本人にその「ありがたみ」が少しも分かっていない。長男教育には「老後、自分の面倒を見て欲しい」という目的があるはずだが、甥っ子本人が親の援助を感謝しないで「当然のもの」と思っていた時、親の目的は達成されるんだろうか。

　教育が一人クズを作れば、一子相伝的にクズ教育が連鎖していくんだなあ。

　甥っ子が結婚だってさー！

　全くご祝儀払ってばかりで一向に回収できないよねー！

　甥っ子は今年試験合格して、向こう半年教育期間だというのに、結婚してる場合なのかね。独身なら寮生活もできるけど、既婚となったらどこかにアパート借りなきゃいけないのでは？　しかも勤務地は東京。そこに子供でも生まれたら家賃を払いながら妻子を養っていけるのか？

　加えて挙式場所はどえらく遠方！ 私にも「出て欲しい」なんて言っているそうだけど、自分の両親、義両親、自分の姉妹、相手の兄弟姉妹の身内だけでも交通費に宿泊費がかかる。身内だけでなく親友だって呼びたいだろう。それをどうするつもりでその挙式場所を選択したんだ？　それも両親に持ってもらうつもりなのか？　そんなお金をかけて遠方で挙式するなら、その分の金を新婚旅行やその後の生活にあてるべきじゃない？　わざわざなんでそこで挙式？　あんた今ただの「見習い」ってこと分かってる？

　そういうことを兄夫婦は言わないんだろうなあ。

　前回に横隔膜をほぐしたら胃が解放されたようなリラックスを感じたことを書いた。そんな開放感を感じながら寝て起きると、体重が600g減っていた。びっくり。確かに詰まっていた何かが流れ出したような、そんな感じがする。

　一時的な減少かと思いきや、翌日も特段増えることなくキープ。翌々日には300g増えたが、内臓脂肪指数が0.5減っていた。横隔膜が内臓へプレッシャーを与えなくなって内臓が動き出したとするなら、内臓脂肪が減るのは分かる気がする。

　肋骨まわりをほぐしていたら、少しずつマッサージの時の痛みも減って来た。これは痛ければ痛いほど、横隔膜が固くなっている現れなのだろう。すると椅子に座って背筋を伸ばすのが楽になる。それまで背筋を伸ばすだけでしんどかったのは、腰だけでなく腹までが、固くなって自然に動かすことができてなかったんだろう。この横隔膜の固さは、昔ダイエットで体重を大きく減らしても腹囲があまり減らなかった時からすでにそうなっていたのではないか。「腹囲が減らない」のは、すでに内臓が活発に機能しなくなっていることを示していたのかもしれない。

　前記事で逆流性食道炎を楽にするセルフケアのことを書いた。ちょっとやってみただけでとても楽になったので、暇さえあれば鎖骨近辺、胸筋まわりをほぐしてみて、それから肋骨を上に持ち上げるセルフケアに移行。みぞおち付近の肋骨を指でひっかけようとすると痛みがある。下の方はそんなに痛くもなくひっかけられる。上から下に、肋骨に指をひっかけで上部に持ち上げること１０秒。上部、中部、下部と持ち上げる。

　そうしたら胃がとても楽になった。それまでは腹部全体が突っ張るような感じがあったのだが、マッサージ後はお腹が解放されたようなリラックス感があった。腹式呼吸してお腹を膨らませると、お腹の動きが前より鮮明に感じられる。前も「膨らませている」と分かってはいるけれども、今はお腹のどこが、どんな風に動いているのかが分かる、そんな違いを感じた。
　お腹の解放感は首の動きにも影響があった。それまではどうにも後ろに深く倒すことが難しかったのが、今はお腹の中心を意識して前に出すことが出来て、その分深く後ろに首を倒すことが出来る。私はそれまで「首が痛いから後傾が難しいのだろう」と思っていたけれど、横隔膜のツッパリ感まで影響していたことが分かった。

　お腹のリラックス感は呼吸のリラックス感にもつながる。枕を高くして（逆流を防ぐため）寝ていると、かつてないほどお腹が楽だ。そして深い呼吸が自然に出来て、とてもくつろげる。

　セルフケアを紹介している人が居て良かった。調べてみて良かった。ありがとう情報社会。

　Youtubeで逆流性食道炎について調べていたら、「胃酸を抑える薬」を長期間服用することの危険性がよく動画で取り上げられていた。薬の量を半量にしただけで痛みがぶり返したようで、「20mgの薬でなければ駄目なのではないか」と感じていたが、胃酸を抑えることで生じる不具合も結構ある。それで、薬を使わなくても症状を軽減するかもしれないセルフケアを紹介している動画を見た。
・【実践】逆流性食道炎が改善する寝る前の習慣（セルフケア）
・【逆流性食道炎】胸とお腹を３分刺激するだけのセルフケア


　前者ではみぞおちに手を当てて、腹式呼吸することが紹介されていて、やってみたら手の温度で温められてお腹がホッとするのが分かった。私は食道炎の原因として「ロングブレスダイエット」をよくやっていたことが関係したのかと思っていた。けれども腹式呼吸は胃腸の働きを助けるものになるらしい。やってみると呼吸で胃腸周りが動いているにも関わらず、ゲップが出ることもなくむしろ気持ちが良かった。
　そして劇的に楽になったのは後者のセルフケアだ。肋骨上部、鎖骨から胸にかけてを緩めるようにマッサージすると、特に左側の固さに気がつく。左をほぐしたら右、と交互にほぐしていったら呼吸がとても楽になる。左の脇の下近辺もほぐすと上半身全体が軽くなる。私は薬の減量が関係して痛みが増悪したと思っていたが、コリが原因だったのかもしれない。肋骨を持ち上げるセルフケアも気持ちが良かった。

　上記のセルフケアをして寝たら、起きたら体がとても楽になっていた。この分だと胃酸を抑える薬に依存しないで健常体に持って行くことが出来るかもしれない。横隔膜を緩めることで胃へのプレッシャーを軽くすることが出来るとは。そして横隔膜は鎖骨や脇の下、胸周りを緩めると緩むらしい。このセルフケアをしてから、胸苦しいような、呼吸がうまくできないような感じが軽快した。有難い。

　耳鼻科に行ってきたのが11日。その日の夕食後はそれまでの量の胃酸を押さえる薬を服用した。それが最後の１個で、翌日から薬の量は半量になった。

　12日の夜、半量分の胃薬を服用。翌日の13日夜、「首の右側が痛い」と感じた。その日は妙に眠くて、昼寝をしていたので、変な寝方をしたのかもしれない。14日の夜、「喉がヒリヒリするような」気がした。そしてその日は、首の左側が痛んだ。

　胃薬の量が半量になったタイミングで、また少しずつ元に戻ってない？ とは言っても半量にしないといけないらしいし、どうにもならない。嚥下の違和感もまた、日に日に強くなっている気がするんだよなあ。

　低温調理器を使ってローストビーフの後、鶏もも肉でサラダチキンもどき、豚ももブロックでチャーシューを作った。そこで困ったことに気が付いた。

　低温調理器で作った時の「生感」がどうにも気持ちが悪い、ということに。

　鶏肉はカット済みのもも肉を使ったけれど、皮もついている状態で湯せんにしているから油分が出てくる。そして低温調理器の良いところ、「柔らかい」という特徴で仕上がる。結果、ホルモンみたいに柔らかく、油分でプルプルした仕上がりになった。チャーシューもおろししょうがと青ネギを入れたにも関わらず、肉特有の臭みもあるし、妙に柔らかい。それが「生」っぽくてなんか正直、気持ちが悪い。雑菌は完全に殺せているのかも何か不安だし、そもそも私は内臓系の肉が苦手なのだ。

　下味をつけて湯せんにかけても味の沁み込みはそんなにしない。だから仕上がりに色んなソースを作ってかけて食べてみたけれども、なんかどうにもうまくなじまない。下味にするならローストビーフで使ったシーズニングスパイス位強烈じゃないと駄目なのかもしれない。クレイジーソルト買ってこようかな。でも湯せん前に塩利かせると肉が固くなる、って言ってたしなあ。塩麹も作ってみたけど、チャーシューはもっと濃味をまとわせて湯せんしたのに、そんなに味を感じなかった。何かもう肉本来の匂いというか味だったんだよね。

　チャーシューのレシピでは湯せんの後、全面を軽く焼くことになっていたので焼いて仕上げた。しかしそれをカットしたら中身は柔らかく味が無い。毎日それを少しずつ食べでいたが、「どうにも”香ばしさ”が足りない」と、焼いて醤油で味をつけてみた。すると、しっかり身が固くなってジャーキーに近くなってしまった。今日は圧力鍋で鶏もも肉と野菜の煮込みを作ったら、こちらの方が遥かに美味しく出来た。低温調理器での「生感」が苦手だからと、毎回焼いていたら低温調理器を使う意味が無くなる。焼いたり揚げたりする高温調理では体を老化させる物質が作られてしまうから。だから低温調理器の意義を生かすなら、湯せんしただけでそのまま食べるのが正解だ。

　でもなあ。何かツルン、プルン、モニュッとして、中まで味が入ってなくて、気持ちが悪いんだよ～。

　前の通院時に1か月分の薬を出してもらっていたが、その薬が無くなる所で耳鼻科に行った。行く前にクリニックのサイトをチェックしてみると、院長先生が長期のお休みに入ったとのこと。これまで院長先生に診てもらっていたけれども、他の先生でも申し送りはされているだろうか。これまで院長先生が見るのは受付から限定５０名といった制限があり、そのことも混雑の原因になっていた。とすれば院長先生が休んでいる今、クリニックは空いているかもしれない。その日は朝から雨が降っていたので、行くかどうか迷っていたが、初めて午後の診療時間に行ってみた。

　午後は14:20開始で、23分位に受付してもらうことが出来た。すると何と驚きの受付番号「02」番。かつてこのクリニックでこんな番号をもらったことがあっただろうか。いや、無い。受付の人に聞いてみると、院長先生がお休みとのことで若干午前の部も空いているとのことだった。けれど午後がこんなに空いているとは思っていなかった。狙い目は午後だったようだ。

　私の病状については、9、10日の気温と湿度が高くなったあたり、扇風機の風を浴びまくっていたら喉が痛みだしていた。10日はそれで仕方なく、ついにエアコンを入れたのだった。喉が痛みだしたら鼻の奥の気道が通らない感じで、妙に息苦しかった。そんな状態はまだ病状が完全に回復していないのだろう。不安定だったお腹の調子は、少しずつ安定に向かっていた。お粥比率が高くなると便秘傾向になるが、大豆レシチンのサプリと豆乳ココアを飲むと出ることに気が付いた。「大豆比率」が高くなると出るのだろうか。また、先日ローストビーフを食べ続けていた二日間はお通じが無くなっていて、お肉はまだうまく消化できないことを示しているのかもしれない。

　02番の番号効果ですぐに呼ばれて、先生に「2日前くらいに喉が痛んで、妙に息苦しくなった」ことを伝える。先生は「薬があっても時々喉に薬を塗りにきてくださいね」と言って、前回同様、上咽頭に薬を塗られた。すると不思議なことに前回よりずっと沁みなくて、痛みが無い。それだけで自分の回復具合を如実に感じた。
　先生に「胃薬ももう長く飲んでますけど、どの位飲み続ければいいのでしょう」と質問すると、「こればかりは体質なんです」とのこと。薬を飲んで割と短期間で治る人も居れば長引く人も居る。一概に「どの位飲めばＯＫ」とは言えないらしい。

　会計の時、受付の方から「今回の胃薬から、容量が半分になります」と説明があった。胃酸を押さえる薬は長く飲んでいると逆に胃を痛めることになってしまうらしく、ある程度の期間服用したら容量を減らす必要があるそうだ。

　帰る時には雨は小降りになっていた。この時間なら帰宅ラッシュに巻き込まれずに帰り着くことができる。前回、前々回と、塗られた薬が染みて物凄い喉の痛みを感じながら電車に揺られていた。それから考えると隔世の感がある。確実に回復していることを実感した。

　ただ待っていると「4時間15分」は長い。家電製品は「時短」を目指して作られてきた歴史があるが、この製品はそうじゃない方になるようだ。スロークッカーを思い出す。料理なので台所にボックスを置いてやっていたが、長時間場所をふさがれるのは邪魔だ。途中で食事をとる必要が出てきて、ボックスを出来る限り押しのけながら食事の支度をした。「ローストビーフが出来るのを待ってご飯にしようかな」とも思ったが、ローストビーフは加熱して終わりじゃない。温度を下げる工程が入って来るので簡単に「いただきまーす」とはいかないのだ。4時間以上場所を塞ぐなら、次は風呂場で電源入れようかな。駆動音は静かだし、密閉袋に入っているから匂いもしない。「料理」というより「実験」みたいな感じで、お風呂場でやるのも問題ない。

　その食事の支度をしている時点で加熱開始から3時間が経過していた。お肉は待つしかないが、玉子はどうなんだろう。59(57）℃で3時間も加熱してたら、相当な固ゆで玉子になってないか。レシピサイトを見るとゆで卵は30分も加熱すればできるようなことが書いてある。なので１個取り出して殻を剥こうとしたらまだ半熟だ。お椀に割り入れて見たら、完璧な温泉玉子が出来ていた。それで私は初めて気が付いた。玉子が固まるのは時間じゃないんだ。温度が60℃を超えなければ何時間加熱しようと半熟なんだ。
　薄い膜で守られているようなプルプルの黄身。白身は半透明の白さで部分的に固い所など全くない。いつもは100円ショップの「温泉玉子メーカー」でレンジ加熱で温泉玉子を作っていたが、「これが本当の温泉玉子なんだ」と思えるものだった。醤油をたらしてもち麦入りご飯にのせる。

　箸でちょっとつついたら、プルンと黄身があふれ出た。それを味付け海苔でくるんで食べた。おかずは作り置きしていた大根と鶏肉の煮物、焼きシシャモ。

　時間が来て肉の加熱が終了。予め作っていた氷を使って冷水を作り、ジップ袋の肉を沈める。完全に冷えた所でフライパンに肉を取り出し、表面を軽く焼いた。この「焼き」をやっているレシピとやっていないレシピが両方あって、迷ったがなんとなく焼いてみた。参考にした焼きを入れたレシピでは、直後に肉のカットに入っていた。けれども私は知っている。うちの包丁は切れ味が悪い。そして肉は冷えるほど切りやすくなる。

　そこで焼きを入れた肉を冷蔵庫へ。30分位冷やした所でカットしてみたら、まだ切りづらい。もう少し冷やそう。

　考えた。「良く切れる包丁が欲しい」。これは前回ローストビーフを作った時も考えたことだ。「ローストビーフは薄く切ってナンボだ」と。その時思わず「電動ナイフ」を家電量販店に見に行った。今こそ「電動ナイフ」を買うべき時なのでは？
　アマゾンでチェックすると「電動ナイフ」は6千円を超える。便利そうなコードレスタイプだとまた若干高くなる。でも私の使っている包丁は買ってからかれこれ30年以上使っている。高価な電動ナイフに走る前に、普通の包丁に買い替えるのが先ではないか。

　1時間ほど冷蔵庫で冷やした後で、肉のカットにかかった。冷えた分カットしやすくなっている。繊維の方向にからんでいるのか、方向を変えつつカットしていくと、切りやすい方向と切りにくい方向があった。断面は全面綺麗なピンク色。熱が入っていない部分はなさそうだ。けれどやっぱり、良く切れる包丁が欲しいところだ。100円ショップで買った「包丁とぎ棒」を使って研いでおいたけれど、あまり効果は感じなかった。

　左手のフォークで肉を固定しながら包丁で肉を削いでいき、ついに全カット終了。

そこに買っていたグレービーソースと、ホースラディッシュのヨーグルトソースをかける。食べてみると美味しい。かなり美味しい。でももっと薄い方がいいな。以前作ったローストビーフよりずっと柔らかくて、シーズニングスパイスの風味が効いている。でも温度はもう少し低くても良いんじゃないかなあ。なんとなく「加熱しすぎ」て若干固めに仕上がった感じがする。設定温度を2℃プラスして加熱してみたけど、実際器具が稼動している時、現在温度「60℃」を示すこともあった。つまり、1℃位高い方に触れているわけだ。とすると設定温度57℃は59℃じゃなく58℃に設定しておけば、58～59℃になって、1.5～2℃低めに出ている機械温度が正常値になるのではないか？

　次回調理を見込んで取り急ぎ、新しい包丁を注文した。次は「豚の角煮」がいいか、「煮込みハンバーグ」がいいか。