お幾ら・・・?

さて、目をそらさずに考えてみよう。


私がジャカポンと出会ったのは10月。

その日はバンコクに住む父と、飲んだくれ、いい気分でホテルに帰宅。

で、一人旅だし、たいがい夜はホテルでひっそり映画なんかを見てるんだけど、

どうにもこうにもテンションが下がらず。


そこで思い出した。

毎月楽しみにしてるバンコクガイド。

トンローにどうやら女性向けのボーイズがある!

ちょっとのぞいてみよう。あわよくばイケメンとおしゃべりしちゃおう、ぐらいな軽い気持ち。


BTSトンローまで迎えに来てくれた彼がジャカポン。

もうびっくりしたね。

素敵すぎる。

若すぎず、大人の色気あり、優しい笑顔。

そしてゲイではない。


やっぱり向こうも仕事だし、話はとんとん拍子。

お持ち帰り金2,000バーツを迷わず払って一緒にホテルへ帰宅。


そりゃあ最初は悩みました。

これって男を買ったって事・・・?だよな、やっぱ。

ついに買春か。

まだ売春もしたことないのに、まず買春か・・・?


葛藤はあったものの、まっとうな恋愛をして、会いたくても会えないつらい思いをするくらいなら、

お金払えばいつでも会えるこの形は最高じゃん!


ってとこに落ち着きました。


で、翌日ももちろんお店に行き、2,000バーツ払いお持ち帰り。

第一弾は2日間。

そして私は帰国。


彼のプロフェッショナルなTAKE CAREっぷりに完全にやられたのでした。


・・・まぁ、だってプロだもん。



それ以降の私の通貨はポン。

1ポン6,000円計算で生きてました。

あ、けど気づけば円高のこの時代。

1ポン、あわよくば5,000円。

時代の流れが私の恋の追い風に。


節約する時も、これを買わなければ3ポン。

仕事中も、あーやっと2ポン。


仕事のやりがいを初めて見つけた瞬間でした。

AD