佐賀県立大の外観イメージを秋ごろに提示すると説明した県議会総務常任委員会=県議会

 2029年度の開学を目指す佐賀県立大に関し、県は25日、大学の「外観イメージ」を秋ごろに示す見通しを明らかにした。設計の方向性として、「通りがかった人が入りたくなる空間」など三つのキーワードを示した。

 中島健二政策企画監は、基本設計を10月ごろまで実施する中で、イメージパースを作成すると説明、「秋ごろに平面図や立面図を示せる」と語った。基本設計の後、来年9月ごろまでに詳細な実施設計を終え、概算の工事費を算定する。

 設計の方向性に関し、大学で学ぶ学習意欲が高まる空間▽さまざまな気づき、出会いが起こる空間▽通りがかった人が入りたくなる空間―の3点を挙げた。

 具体的には、講義室のほかに少人数ディスカッションのスペースなどを例示した。校舎内の導線や配置の工夫を意識しながら検討を進める。

 県が学びの拠点として設ける「ベースキャンプ」に関しては、学習の必要に応じて設置するイメージで、恒久的な施設ではないことも説明。県立大は、大学進学に伴う若者の県外流出防止も目的としているが、具体的な数値目標は設けない考えを示した。

 県議会総務常任委員会で、一ノ瀬裕子議員(自民ネクスト)、木原奉文議員(自民)の質問に答えた。(山口貴由)