医療器具販売会社の代表ら 1億3400万円脱税の疑いで告発
東京・港区の医療器具販売会社を経営する栃木市に住んでいた代表らが2年分の所得を申告しないなどして3億6000万円余りの所得を隠しおよそ1億3400万円を脱税したとして、関東信越国税局から告発されました。
告発されたのは、東京・港区の医療器具の販売会社「市川」と会社を経営し去年9月まで栃木市に住んでいた市川※タカシ代表、それに市川由美取締役です。
関東信越国税局によりますと、2人は令和3年までの2年分の所得があったにもかかわらず確定申告を行わなかったり、会社の収入を少なく見せかけたりして3億6000万円余りの所得を隠しおよそ1億3400万円を脱税した疑いがあるということです。
関東信越国税局はことし3月に2人と会社を所得税法違反や法人税法違反などの疑いで宇都宮地方検察庁に告発しました。
関東信越国税局は、2人の認否について明らかにしていません。
国税局によりますと脱税で得た金は貯蓄にあてたり車やブランド品の購入など遊興費に使ったりしていたとみられるということです。
※タカシは隆の生の上に「一」。