アーノルド・シュワルツェネッガー、史上ワーストだと思う「ターミネーター」映画を明かす「まったく意味がわからない」
「ありえないよ!」
史上ワーストの「ターミネーター」映画は、どれだろうか? ファンはこの問いについて長年議論を続けている。ジェームズ・キャメロン監督による1984年のスリラー映画『ターミネーター』と、大ヒットを放った1991年の続編『ターミネーター2』はSF映画史上屈指の傑作とされているため、ここでは取り上げるべきではないだろう。それでも、「ターミネーター」シリーズにはまだ4本の続編が残っている。
これまでに公開された「ターミネーター」シリーズの映画作品は以下のとおり。
- 『ターミネーター』(1984年)
- 『ターミネーター2』(1991年)
- 『ターミネーター3』(2003年)
- 『ターミネーター4』 (2009年)
- 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年)
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年)
つまり、『ターミネーター3』、『ターミネーター4』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』、『ターミネーター:ニュー・フェイト』の4本に絞られることになる。「ターミネーター」ファンは長年にわたり、これらの映画をランク付けしてきたが、ついにターミネーター役のアーノルド・シュワルツェネッガー本人が自身の見解を明かした。……ただし、彼の答えにはかなりバイアスがかかっているようにも思える。
元カリフォルニア州知事で77歳のシュワルツェネッガーは、ドラマシリーズ『FUBAR』シーズン2のプロモーションでアンディ・コーエンの番組「Watch What Happens Live with Andy Cohen」に出演し、史上ワーストの「ターミネーター」について語った。
「おそらくワーストは4作目だろうね。あれは私の知事時代に制作されたもので、私が出ていないから」
「4作目」とはクリスチャン・ベールとサム・ワーシントンが主演した『ターミネーター4』のことだが、本人の言う通り、シュワルツェネッガーは同作に出演していない。いや、正確に言えば、シュワルツェネッガーは同作で演技をしていない。この作品にはCGのシュワルツェネッガーがターミネーターとして登場し、クリスチャン・ベールを投げ飛ばす。映画でもいちばんの見どころだ。
「私が『ターミネーター』に出演しないで、どうやって『ターミネーター』を作るんだ?」とシュワルツェネッガーは首をかしげた。「まったく意味がわからない。ありえないよ!」
『ターミネーター4』は不評だっただけでなく、興行収入も期待を下回った。それから6年後の2015年に『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が公開され、この映画にはシュワルツェネッガー自身も出演したが、評価は同様に悪かった。『ターミネーター4』は、現時点でシュワルツェネッガー本人が出演していない唯一の「ターミネーター」映画である。
インタビューの中で、シュワルツェネッガーは『ターミネーター4』についてジョークを交えながら、知事時代、つまらない映画を作ることを禁じる法律を通そうとしたと語った。
「すぐに電話をかけたよ」と彼は笑いながら言った。「“つまらない映画を作るのは禁止っていう法律を通すぞ!”とね」
実のところ、シュワルツェネッガーが『ターミネーター4』を批判するのは今回が初めてではないため、今回のチョイスに驚きはない。どの作品を選ぶにせよ、「エイリアン」や「プレデター」といった80〜90年代のSFフランチャイズが復活を遂げている一方で、「ターミネーター」は再興の波に乗れていないようだ。同シリーズでジェームズ・キャメロンが最後に監督を務めたのは『ターミネーター2』だった。その後に続いた3本の続編には直接関与していなかったが、『ターミネーター:ニュー・フェイト』ではプロデューサーとして復帰。この作品については「かなり満足している」と語っていたものの、オリジナルキャストがいないほうがもっとうまくいったかもしれないと認めていた。
2022年、キャメロンは「ターミネーター」のさらなるリブートについて「検討中」と発言していたが何も決まっておらず、それ以来続報は届いていない。当時キャメロンは、「次の『ターミネーター』映画を作ることができたら、たぶんシリーズを再始動させようとすると思いますが、現在検討中でまだ何も決まっていません。でも悪いロボットが狂ってしまうのではなく、もっとAIの側面を描くものにすると思います」と語っていた。
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