恐らく、doroは公園に住む野良の一匹だろう。カラスが盗んだオレンジを狙って木に登ったのはいいが、モチモチの体が思うように動かず降りられなくなったらしい。doroはカラスの巣から盗ったオレンジを頬張りながら、涙がほろほろと流れ落ちる。カラスが上空で「カーカー」と嘲笑う音が響きdoroの焦りが増す。

俺は汗だくになりながらその様子を見ていた。DOROを助けるべきか迷ったが、放っておけない気持ちが勝った。「待ってろよDORO！」と叫び、ゴツゴツしたケヤキの幹をよじ登り始める。Tシャツは汗でびしょ濡れで湿気でさらに重くなる。やっとDOROのいる枝にたどり着いた瞬間、doroに手を伸ばす。だが、DOROは触られるのを嫌ったのか、突然二足歩行になり、驚くべきわんぱくな敏捷さで木を駆け下りた。最後は前脚を高々と掲げ、無表情ながらドヤ顔で着地。
「やれやれ…お転婆がすぎるぜ…」
　DOROは一瞥もくれず、「ﾆｬｰﾝ」と鳴いて腹肉に挟んで置いたオレンジを取り出し噛み続けた。

なんかDORO文学が楽しみになってるわ

このお騒がせものがよ…

徒労ながらもdoroの無事に安堵して降りようとしたその時、不穏な黒い影が襲いかかってきた。カラスだ。巣を荒らそうとした私を侵略者とみなし、鋭い爪と翼で激しく攻撃を仕掛ける。「く！空中戦では不利だな！」と態勢を整えようとした瞬間、木から不気味な音がした。幹の中が腐っており、私の体重とカラスの攻撃で限界を迎えたのだ。「グワーー！？」と叫び、数十メートル下に落下。地面に叩きつけられ体中の骨が砕ける音が響き、追い打ちとばかりに木が倒れ込み、押し潰される。

意識が遠のく中、視界の端でDOROが盗んだオレンジを皮ごと頬張りながら尻をブリブリ振りカラスを煽る姿が映った。
俺は「元気でな…！」と呟き、闇に沈む。

一方、DOROは公園の騒動をものともせず、むちむちぷりぷりの体を揺らしながら悠然と帰宅した。「ピンクちゃんおかえりー」と声をかける家主に一瞥もくれず、居間の座布団にドタプンと座る。飼われているわけではなく、転々と居候する自由気ままな存在だ。じっとりした座布団の上で体をクネクネと動かし、納得のポジションに整える。腹肉から大切な人の写真を取り出し、じっと見つめた後、微睡みに落ちていった。

これはひどいな
全治二週間ってとこか

奇跡的に、俺は軽い打撲で済んだ。病院で手当てを受け、仕事に少し遅刻するだけですんだ。
藤沢の病院の窓から見える空は、相模湾から吹く暖かい海風に満ちていた。夏の到来を感じさせるその風に、DOROのふてぶてしい顔思い出し、苦笑いしながら呟いた。「次は助けなくていいな…」

終

次も助けるんだろうなぁ

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木が倒れ込んできて打撲で済む「」は何者なんだよ…

>意識が遠のく中、視界の端でDOROが盗んだオレンジを皮ごと頬張りながら尻をブリブリ振りカラスを煽る姿が映った。

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藤沢には近寄らんとこ…

野良DOROに見えてもどこかの家に入り浸って飯を貰ってるので別に飢えたりはしない

>大切な人の写真を取り出し、じっと見つめた後、微睡みに落ちていった。
いい話なんじゃないか？

幹折るな

>木が倒れ込んできて打撲で済む「」は何者なんだよ…
ちしかん

このわんぱくぶりには説教したくなるな…

この出来事が電車→白骨までの間にあると思うといい人生送ってんな…ってなる

>野良DOROに見えてもどこかの家に入り浸って飯を貰ってるので別に飢えたりはしない
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神奈川県茅ヶ崎の静かな住宅街の一角で、奇妙な事件が起きていた。キッチンの棚の中から、「ｶﾁｬｶﾁｬ」と小さな音が聞こえ、よく見るとそこにはDOROがいた。ピンクの髪にバラの髪飾りと紫のリボンをつけた、むちむちでふわふわの白い体。大きな紫の目でふてぶてしく笑いながら棚に忍び込み、ドリトスの袋をがっつき食べている。体中にドリトスの粉を付けて脂でテカテカだ

棚の奥に丸まって座るDOROは、開いたドリトスの袋を腹肉に挟み、片手でチップスを口に運ぶ。口の周りにオレンジ色の粉が付着し、「ﾆｬｰﾝ」と満足げに鳴きながら次々とボリボリ頬張る。床には食べカスが散らばり、棚の隙間に隠れたプヨプヨした姿はまるで秘密基地のようだ。普段はオレンジに執着するDOROだが、どうやらドリトスの香ばしい匂いに惹かれたらしい。

>fu5158393.gif
ﾅﾆｺﾚ

数十メートル落下って即死クラスでは

>数十メートル落下って即死クラスでは
>奇跡的に、俺は軽い打撲で済んだ。病院で手当てを受け、仕事に少し遅刻するだけですんだ。

家主がキッチンに近づくと、DOROは一瞬動きを止め、紫の目でじっと見つめるが気にせず再びドリトスを手に取った。飼われているわけではないDOROは、勝手に家に上がり込み、棚に忍び込む自由気ままな生活を満喫している。家主が「またか！」と呆れつつも、DOROのふてぶてしい態度に笑いを堪えるしかなかった。

やがて、DOROのモチモチの体が棚の狭さに収まりきれなくなり、「ﾆｬｰﾝ」と小さな悲鳴を上げて身動きが取れなくなる。ドリトスの袋が転がり落ち、チップスが床に散乱。家主が慌てて棚を開けようとすると、DOROは弾力のある体をくねらせてぬるりと脱出。着地した瞬間、前脚を掲げてドヤ顔で「ﾆｬｰﾝ」と鳴き、まるで自分が勝ったかのように振る舞い二本足で駆けて玄関から飛び出していった

doroかわいい好き飼いたい抱っこしたい嗅ぎたい舐めたい

>>fu5158393.gif
>ﾅﾆｺﾚ
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>doroかわいい好き飼いたい抱っこしたい嗅ぎたい舐めたい
(ちょっと臭い)

家主は片付けながら呟く。「次は棚に鍵かけよう…」と。

俺は自転車で新聞配達中に、いきなり二本足でのわんぱくダッシュで飛び出してきたDoroを避けようとして階段から新聞をまき散らしながらもみくちゃになり転げ落ちて擦り傷をおった。
幸い、無事に新聞配達を終えて病院に行った。
「骨が30本くらい折れてますね」
とホンブギに言われ、翌日まで入院した。

>doroかわいい好き飼いたい抱っこしたい嗅ぎたい舐めたい
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今日は2つ小話が出来てよかったよ…もっと早い時間のほうがいいかな

Doroに餌付けしたい
やたら塩辛い食べ物与えて内臓を鍛えさせたい

軽症でよかった

ﾆｬｰﾝ

ラーメンズのコント味ある

DOROを勝手に助けようとして勝手に怪我したり死んだりする怪異助かる