日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会は27日、東京都内で事務折衝を行い、NPB側は7月のオーナー会議での正式決定を前に、来季から2軍を1リーグ3地区制に再編する予定であることを説明した。
開催地が広域に分散し、移動経費の増加などが課題となる中、現行のイースタン、ウエスタンの2リーグ制を廃止。来季からは3地区制とし、東地区に西武、ヤクルト、日本ハム、ロッテ、楽天、オイシックスの6球団、中地区に巨人、DeNA、くふうハヤテ、中日の4球団、西地区に阪神、オリックス、広島、ソフトバンクの4球団とする案が再有力となっている。
選手会・森忠仁事務局長は「6、4、4(の球団数での振り分け)という感じなので、4の方が相手チームが3になるが、交流戦という形でいろんなチームとの対戦を確保してくれるということだった。また、会沢会長が一番心配していたのは(再編で)試合数が減るんじゃないかということだったが、その辺も確認したが、試合数は減らないということだった」と話した。