第588回「何か幼馴染みの声に萎えてきた」

 幼馴染みの声に対して、元々いい印象がなかったが、最近ますますその傾向が強くなってきている感じがする。
 本当に会いたいならば向こうから来るのが筋だろと思っていたが、あまりにもしつこいからこっちから行ったら会えないとかそんなのばっか。
 会う気がないが、僕を怒らせて犯罪者にしようとしている感じだろう。
 こっちが勇気を出して向こうの家に行ってるのに、それに対して両親に話を通そうともしないのはこちらに対して失礼だろ。こんなことを20年間も不義理をしているのだから、信用もしなくなる。
 多分僕の妄想なのだろうが、もし仮に実際にいる人間だとしても、あまりにもこちらに対して失礼過ぎるから会いたくない。
 こんな考えになったのは、結局僕がサトラレだとしても、それを認める手続きの手段がないという事に気づいたからだ。
 何がその証明となるのだ?
 アクセス数か?
 誰か認めてくれる式典でも開かれるのか?
 僕が毎日アイディアを考えられる最盛期の頃からもう20年近く立っている。今更それで認められる可能性は皆無と言っていい。
 また、新しい何かを積み上げるしかない。最後まで何とか作業して、新しいものを作り出す。
 コツコツ積み上げる。
 誰の胸に響かなくても表現を続けられるようにする。
 何でもいいから表現を続けよう。まず1ヶ月音楽をやってみる。できなければ、小説を書く。書きたいものはある。続けられるか、問題はそこだ。

ここまでが昨日の仕事帰りのバスで書いた内容。

ここからが、今日一晩考えて思った事。

 まあね、多分幼馴染みの女の子にはもう二度と会えないと思うのだけれども、怒るに怒れない状況のような気もする。
 僕は自分がサトラレだと思っているので、彼女の声が聞こえる度に怒っていては僕の声を聞いている人も気が滅入ってくると思うので、必要以上に怒らないようにしようと思った。まあ、誰も僕の声なんて聞いてないとは思うが、一応同じ事でずっと怒っているのも生産性がないので。
 彼女には一生会えないだろうが、彼女にはかなり感謝している。少なくとも彼女がいなかったら頑張ろうとも思わなかっただろうし(頑張った結果はアレだけど)、経験できないようなレアな経験ができた。ムカつくことは多々あったが、それで人生を終わらせるような事はしない方がいい。

 最後は笑って終わろう。その最後は何年後かはわからないがこれからもずっと続いていく。会えなくても、ずっと会っているようなものだ。これ以上を期待しなければ、少なくとも悪い事は何も起きない。
 それでも、一応、探偵ナイトスクープか、激レアさんを連れてきたとかテレビに応募してみようか。没にされるに決まってるから、その事実を確かめよう。
 そして、僕の冒険はもう終わりだ。
 僕が死んだ時に僕のアイディアを形にしてみんなが平和に暮らせる世の中になっているといいが、そうじゃなくても僕が死んだ後のことなので、正直どうでもいい。
 疲れたけど、休んではられない。仕事もあるし。自分の存在を望む人なんていない。しょぼいけど、それなりに責任感のある仕事を死ぬまで続けるだけだ。
 そして根気が続けば作品を完成させて運が良ければ誰かしらの目には止まるかもしれない。まずは作品を完成させるために根気を続けさせないと。
 まあ、noteでかはわからないけど、日記はそれなりに書くかもしれないので、それで近況は発信し続けられたらと思う。それを死ぬまで続けられたらな。

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