着服で市川市職員を懲免 生活保護費、約40万円 連絡取れず

市川市役所
市川市役所

 市川市は25日、生活支援課在籍時に生活保護費約40万円を着服したとして、市管財部主任主事級の20代職員を懲戒免職処分にした。

 市によると、職員は生活支援課在籍中の昨年4月~今年3月、生活保護対象の1世帯が提出した収入申告の一部の事務処理を怠ったまま全額支給を続け、その後返還金として受け取ったのに手続きをせず、同課の金庫に置いていた現金約28万円を横領した。同じ金庫に保管していた今年3月分の生活保護費約11万円も着服していた。

 4月中旬に内部通報が市人事課にあり、発覚した。職員は4月16日から欠勤しており連絡が取れない状態。市は警察への被害届提出も検討している。


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