岩手大学 農学部の入試で判定ミス 誤って1人を不合格に

ことしの岩手大学の入学試験で、判定システムの不具合が原因で点数の一部が集計されず、誤って1人を不合格にしていたことがわかりました。

大学の発表によりますと、誤って不合格にしていたのは、ことしの農学部の一般選抜の前期日程です。

大学入学共通テストの6教科8科目や個別の学力検査1科目などの結果で合否を判定しましたが、判定システムの不具合が原因で、共通テストの一部の科目の点数が集計されていなかったということです。

入試課の職員が今月上旬、入試結果を分析した際に集計されていないことに気づき、改めて合否判定を行った結果、誤って1人を不合格にしていたことがわかったということです。

大学は、この1人を合格にしたうえで、いきさつを含めて本人に伝えるとともに謝罪したということです。

岩手大学は、「受験生と家族に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。今回の事態を厳粛に受け止め再発防止に努めていく」とコメントしています。

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