ゆかりは補助電子頭脳にアクセスし、明夫の行動パターンを読みとった。
『夜は必ず、パブ『アンダーグラウンド』に寄ってから帰る・・・か。よし行ってみよう。』
ユカリはひとり夜の街に繰り出した。
『改造手術を受けてから初めてね・・街へ出るのは・・それにしてもあたしったら・・・下着も付けていないわよね。こんなはずかしい格好でも外が歩ける。あたしはやっぱり機械なのだわ。恥ずかしいっていう気持ちを忘れかけている・・・機械は恥ずかしいなんて思わないものね。目的のためなら誰とでも寝ることができるセックス用サイボーグ・・・いえ、セックス用ロボットだわ。』
|