境界知能と思われる家族(Aとする)から弁護士を通じて書面が届いた。
書面にはA名義の不動産(我々家族が現在住んでいる土地家屋)の使用料を約20年分払えというもの。
これって判例的にどういう結末があるのかな?
Aは障害者手帳等は持っていないが、少し当人と話せば「あ、この人なんかあるな」と誰もが気づくようなたどたどしい話し方をする。
日常の会話はできるが、まともな社会人としての能力はない。身の回りの世話は家族が全て行っていた。何度も何度も落ちながらも原付の免許を取る事はなんとかできた。車の免許はついに取れなかった。
Aの親は自分の死後、Aが経済的に困らないようにと不動産(現在我々が住んでいる土地家屋)の名義をA名義にした。
Aには他にも兄弟がB、Cといるが、BとCはともにAが知的に問題があることがよくわかっているので相続を放棄した。
親の死後はAの身の回りの世話はBが同居して20年行なっていた。
ある時、Aの周囲に実業家Xがよく現れるようになった。家族の見えないところでAとよく連絡をとっていることが携帯の通話履歴等で判明した。
そんなおり、Aが失踪した。警察に捜索願いを出したが成人しているので大した事はしてくれなかった。
家族は実業家Xが関係しているな、とすぐにわかったが(Aの財産を狙って第三者が何かしてくるのは初めてではない)Xに問い詰めても何も明確な返答はなかった。
そうこうしているうちに冒頭の書面がAの雇った弁護士から届いた。
「A氏が所有している土地家屋について賃貸借契約を結んでいないようですが、20年分の賃料をお支払いください」というような内容。
A1人では絶対に弁護士なんかに依頼してこのような書面を送る事はできない。役所関係の手続きも1人では絶対にできるような知的能力はない。
「境界知能と書いたが、境界のかなり下の方かなと思う。」 だいぶ頭悪そうな文章だな 境界知能ってのは知能レベルが境界の辺りにいるということで、その中の上下にはほとんど差が無...