まきえ まきえ

ドラクエ2のローレシア王はロトの血を引いていなく、尚且つハーゴンと裏で繋がっている説

みなさんもご存じのドラゴンクエスト。
そのシリーズ2作目について今日は考察していきます。

ドラゴンクエスト2
ロトの血を引きし三人の勇者が邪教の教祖ハーゴンに立ち向かう。と言うストーリーです。

さてタイトルにあります通り
・ローレシア王はロトの血を引いていない。
・ローレシア王は裏でハーゴンと繋がっている。
この二点について考察していきます。

なおスーファミリメイク版準拠で語らせていただくのでご了承ください。

ムーンブルクがハーゴンの軍勢に襲われるシーンからオープニングが始まります。
ムーンブルク王は姫を地下に隠し、自ら魔物に立ち向かって行きます。
勇敢なロトの血を引いている者として当然の光景ですね。
その後ムーンブルク王は背後からの強襲により「ぎょえー!」と、断末魔を上げお亡くなりになります。ドラクエ5のパパスと言い、炎で死ぬ際には独特の断末魔をあげましょうというルールがドラクエ世界にはあるようです。

さて、その後生き延びたムーンブルク兵が命からがらローレシアにたどり着きムーンブルクが襲われたことをローレシア王と主人公であるローレシア王子に伝え息絶えます。

そして、ローレシア王は
「話は聞いたな?」
「そなたもまた勇者ロトの血をひきし者。その力を試される時が来たのだ」
と、ローレシア王子を旅立たせようとします。

みなさんはここで違和感を感じませんでしたか?

冒頭ムーンブルク王が姫の身を案じ地下室に姫を隠し、自ら魔物に勇猛果敢に立ち向かっていった姿。
それとは対照的に、自らは安全な場所にいて、王子を危険な旅に行かせる姿。

ここで

「ローレシア王、本当にロトの血を引いているのか?」

という疑問が湧いてきました。

歴代のロトの勇者は旅立つきっかけはどうであれ勇敢に魔王に立ち向かって行っているまさに「勇者」なわけです。
そしてロトの血を引いているムーンブルク王もまた魔物に果敢に立ち向かっています。
ですが、ローレシア王は曲がりなりにもロトの血を引く王家の人間であるローレシア王子を一人旅立たせようとします。

ここでローレシア王子の身に何かあればロトの血脈の一部も、ローレシア王家も断絶してしまうのです。

それを一国の王たるものが易々と唯一の跡取りである王子を旅立たせるわけです。

設定では高齢であるらしいが、ドラクエ世界にはブライやメルビン、ロウといった高齢キャラも存在しており、仮にロトの血を引いているのであれば高齢であれ自らが冒険に出てもおかしくないはず。

その疑問はこう考えれば納得がいくのです

「ロトの血を引いているのは、ローレシア王ではなく、王妃」

つまりロトの血脈はローレシア王子の母親、つまりローレシア王妃から来ているものであり、ローレシア王はロトの血を引いていないパンピー。

そう考えれば自らが冒険に出ない理由も納得できます。

ですが、ここで第二の疑問が浮上します。

そう、「ロトの血と王家の断絶の危険性」です。

ハーゴンの軍勢が襲ってきたとなれば、一人息子を旅立たせるよりも
軍隊を出動させる方が理にかなっている。
そもそも一国を亡ぼすほどの勢力に対し「ロトの血を引いた他の二人と合流してがんばってこーい!」
って、無茶すぎます。

なのに、ローレシア王は旅立ちに際し、50Gとどうのつるぎ
という貧弱な餞別を渡すだけです。

ここで一つの説が生まれました。

「ローレシア王の目的は、ロトの血を絶やすこと」

ロトの血を引く王子に対し貧弱な餞別を送り旅立たせるのは王家断絶・ロトの血脈の断絶を考えたらあまりにもリスキーな行為です。

ローレシア王の目的が「ハーゴン討伐」ではなく「ロトの血の断絶」にあるとすれば納得できませんか?

ではなぜローレシア王はロトの血を絶やしたいのか

それは

「ローレシア王が裏でハーゴンと繋がっている。もしくは、ハーゴン教団の教徒である」

という仮説が立てられる。

ローレシア王がハーゴンと繋がりがある、もしくは、ハーゴン教団の教徒であるならば、それまでのローレシア王の行動に納得がいきます。

ローレシア王はハーゴン教団の内部事情を知っている訳です。
そうなると教団が一国を亡ぼすほどの強大な勢力であることを知ったうえで
王子をハーゴン教団に立ち向かわせるわけです。
強大なハーゴン教団であれば王子を冒険の最中に殺すことは容易だとそう考えているわけです。

ローレシア王がハーゴン教団と繫がりがあることを考えれば
ムーンブルクが襲われ、ローレシアが襲われていない理由も納得がいきます。
ローレシア王がハーゴン教団の教徒、それも要職に付いている可能性がある。だからこそローレシアはハーゴンから襲われていないのではないかと。

さらにハーゴンとの繋がりを裏付ける証拠として
ローレシアの地下にはあくましんかんが牢屋に閉じ込められている。
この事実がさらにローレシア王とハーゴンの繋がりを示す確固たる証拠となりうるわけです。
あくましんかんはイオナズンを唱えるほどの実力者です。
そんな実力者が易々と牢屋に捕まっているのは不自然ではないですか?
脱獄も容易だろうし、そもそもローレシア兵がどのようにあくましんかんを捕らえたのかも疑問です。
さらにハーゴン教団の者なら処刑されていてもおかしくはないはず。
なのに処刑もされずにいるのは、あくましんかんが生きていなければならないから。
何らかの形で王子を抹殺する際の行動部隊としてあくましんかんが控えているとすれば、ローレシア王があくましんかんを活かしているのも納得です。

さらにローレシア王の真の目的は
「ハーゴン教団にローレシアという国を統治させる」
ことなのではないか、と。

ローレシア王はすでにハーゴンと繋がりがある。しかし、ハーゴン教団がローレシアを統治するにはロトの血を引いている息子が邪魔となる。
そこでハーゴン打倒にかこつけて王子を冒険に出すわけです。
ここでひとつ疑問が湧きます。
仮にハーゴンの手の者だとしても実の息子を殺すだろうか・・・と。

ローレシア王とローレシア王子は本当に血のつながりがあるのだろうか?

仮に本当のローレシア王はすでに亡くなっていていつの間にか別人が王になりすましていたとしたら・・・
そう考えればローレシア王子に対する悪逆非道も納得がいきます。

これが事実であるとすれば、本当のローレシア王がロトの血を引いている可能性もありますが、いずれにせよ、現ローレシア王家でロトの血を引いているのは王子のみになるわけです。

そして王子が死亡すればローレシア王は後妻を娶ることも出来るでしょう。
その後妻がハーゴン教団の者であるならば、ローレシア王国はハーゴン教団の息のかかった者が統治することとなり、国教をハーゴン教にすることも容易いでしょう。

これこそがローレシア王の真の目的であるのではないか。

さらに言えば、この状況はサマルトリア王国も同様です。
サマルトリア王もまたハーゴン教団の者であり、サマルトリア王子を抹殺させるべく旅立たせたわけです。
ムーンブルクは王がロトの血を引いていたがために替え玉を送り込むことが困難だったのではないかと。

ハーゴン教団の強襲。これこそが王子暗殺への合図だったのではないかと。
サマルトリア、ローレシアをハーゴン教団が乗っ取ることが出来れば
この世界は、ローレシア、サマルトリア、ムーンブルク、ラダトーム、デルコンダルの5王国しかない。
そのうちムーンブルクを滅亡させ、2王国を乗っ取れば、世界の半分以上を支配できることとなる。

ロトの血脈も絶えあとはラダトームとデルコンダルを残すのみ。

あとはハーゴン教団・ローレシア・サマルトリアで両国に侵略すれば世界大戦が勃発し多くの血が流れることになる

すべては破壊神召喚のための生贄とするために・・・

以上がドラクエ2の考察でしたが。抜け落ちている点、見逃している点などある稚拙な考察ではありますが、お楽しみいただければこれ幸いです。


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コメント

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ドラクエ2のローレシア王はロトの血を引いていなく、尚且つハーゴンと裏で繋がっている説|まきえ
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