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【特集】もしや「ヒバゴン」再来か!? 半世紀ぶりに目撃証言が…! 広島県北部・山間の町で盛り上がり

2025年6月15日 8:00
【特集】もしや「ヒバゴン」再来か!? 半世紀ぶりに目撃証言が…! 広島県北部・山間の町で盛り上がり

今から半世紀以上前、広島県北部が大騒ぎになったのが、謎の生物「ヒバゴン」の出現でした。その正体は分からぬまま騒動はおさまりましたが、実は時を経て今、新たな目撃証言が集まっています。

立派な看板が設置されました。「類人猿相談係」が、半世紀ぶりに復活です。

■西城町観光協会 岡崎優子さん
「未確認生物の目撃騒動を受けまして、類人猿相談係をきょうから発足しました。」

ことの発端は、2024年夏の「謎の大型生物を目撃した!」という目撃証言でした。情報は、複数件寄せられました。

■目撃証言は…
「ポンと飛んでね。アスファルトに立って、ニホンザルは顔は赤いけど黒かった。それが不思議。」

その姿とは…?

■目撃証言は…
「これが丸かったと思う。ニホンザルはひょうたん顔。そうじゃなかったように見えた。丸い感じだったと思う。」

この目撃証言に町は、ざわつきました。

20年前に庄原市と合併した、旧比婆郡西城町。今から55年前、その時も大阪で万博が開かれていたのは、ただの偶然でしょうか…?比婆山周辺で身長およそ160センチ、全身黒褐色の剛毛で覆われた生物の目撃情報が相次ぎ、大騒ぎになりました。

■目撃証言は…
「後ろを振り向いたら、この道を私が見たときには、約5メートルぐらいのところ。草むらの中で立っていたんですよ。」
「バッタリ会ったんですよ。覗いたら頭の毛がピンと立って、毛が生えて、手をこういうようにして、こういうようにして歩いてくるじゃない。」

人々は謎の生物を「ヒバゴン」と呼び、恐れました。子どもたちの集団下校には、警察が付き添いました。一方で、「ヒバゴン」を一目見ようと全国から探検隊が訪れ、まちは大騒ぎになったのです。そして、半世紀あまりの時を経て、「ヒバゴン」にふたたび注目が集まっています。

西城町観光協会では、町をあげてヒバゴンを盛り上げています。着ぐるみもその一つで、町のPRに欠かせない存在です。西城町観光協会の岡崎優子さんは、「ヒバゴン姉さん」と呼ばれています。今、企画しているのは、ヒバゴン探検隊ツアーです。

■西城町観光協会 岡崎優子さん
「謎の大型生物の目撃情報が、数件寄せられてまして。ちょっと賑わってる感じになっています。」

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