昨日見た夢2
面倒なことになるかもしれない、と思ったけど、やっぱり面倒なことになった。
あのとき、傘なんて置いていかなければ・・・。
だが、仮定法でものを考えることは、後に何も産みはしない。
「ネジ兄さん」
彼女は、いつの間にか俺のことをそうと呼ぶようになっていた。
同級生に、その名で呼ばれているところを聞かれるのは恥ずかしい。
彼女になつかれてしまったのだ。
しかし、彼女は本当に忘れてしまっているのだろうか、あの惨劇を。
知らないのだろうか、父を殺された俺の憎しみを。
まあ、いい。
しばらくはそれで、いい。
俺の復讐は、まだ始まっていないのだから。
しばらくは仲良くしていてあげるよ、ヒナタ様。
昨日見た夢3につづく
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短い。ネジ視点。
先のストーリーぼやあ~としか考えていないんだけど。
いいのかなあ。
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