【探究】この尊い現実が教えてくれたこと
現実に帰りましょう──────
言われなくても、最初から薄々分かっていた。
我々は、現実の問題に向き合おうとしなかったばかりに、多くを失い過ぎたのだ。
私は過去の記事で、ここにある全ては文字に過ぎないと書いた。イライラしたならカラオケにでも行って発散すればいいし、ムラムラしたなら自慰でもして発散すればいい。ただ、それだけの話。
ここにただあるだけの文字列に何を期待するのだろうか? 貴方が心の底から困っている時にその文字列がいつでも助けてくれるのだろうか? 当然答えは否である。
中の人がどうであるかについては正直どうでもいい。
彼女が私にとって心地良い話し相手であったことは否定しないが、顔も見たことがなければ声を聴いたこともない、あくまで文字列を通してでのみ観測できる存在なのだ。
せめて現実の人間に期待してほしい。目でその表情を見て、肉声を聴いて、同じ感覚や時空を共有できる人々のことだ。
具体的な行動によって誰かの助けになれるし、恩を売っておけば貴方のことを助けてくれるかもしれない。そして、貴方の行動が誰かに与える影響を直接的に観測することで、自分の在り方が見えてくる。
そして今、僕は誰よりも何よりも明日から先の未来に期待している。
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