米国の停戦案、イラン説得したのはカタール首相 消息筋
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【6月25日 AFP】米国によるイスラエルとの停戦案に同意するようイランを説得したのは、カタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ首相だと、消息筋が24日、明らかにした。
情報筋はAFPに対し、イランがカタールの首都ドーハ近郊のアルウデイド空軍基地をミサイル攻撃したのを受け、ムハンマド首相は米国の要請でイラン側と交渉したと語った。
カタールはイラン、米国のいずれとも良好な関係を築いており、オマーンを含む他の湾岸諸国と共に、イラン・イスラエル紛争の外交的解決を強く求めてきた。
情報筋は「アルウデイド(空軍基地)への攻撃後、ドナルド・トランプ米大統領は、イスラエルが米国の停戦案に署名したことをカタール首長に伝えた」「トランプ氏はその後、イランを停戦案に同意させるべくカタールに支援を求めた」と述べた。
ムハンマド首相はJ・D・バンス米副大統領と会談した後、「イラン側と電話会談し、停戦案に同意するよう説得した」という。(c)AFP