フードと赤い爪
(南瓜とマヨネーズ 番外編) 



ヒナタが隠し事をしている。
顔を見ればわかる。
きっと、里の落ちこぼれのあいつのこと。
二番目でいいんだもん、知ってるよ。

だけど、もう任務には数日参加していない。








「いつまで、さぼる気?」

アカデミーの多目的室で一人、読書しているふりをしていると、
上官が、入ってきた。
きっと説教が始まる。


「ヒナタのことでこんなにダラダラしているなら、先生怒るわよ。」
「知ってたの・・・。」
「部下のことだからね。」



きっとシノも気付いている。
そう思うと、ますます任務には戻りにくい。




「先生。」











「先生、俺もうだめみたい。」
「何言ってんの・・・。」
「死にたい、俺・・・。」


先生はのっぽで、大きくって、俺の身体なんかすっぽり入ってしまう。

「バカなこと言って・・・。ガキだわ、本当に。
あんた、マザコンでしょう。」

先生のからだは大きくて、いつもあたたかい。


「甘ったれでどうしようもないわ。」






これ以上我が儘は言わないから、
先生、
そのまま抱いててよ。









別にキバが浮気してるとかじゃあない。
男なんて皆マザコンさ。(関係ない)
紅先生って、天然写輪眼よね。
シカいの同様、私、別に紅キバのファンではありませぬ。
























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