不幸せでも、いいじゃない 





不幸なのは、二人が愛しあっていないこと。







「私があんたのこと、好きだったら良かったのにね。」
「何だよそれ・・・。」


でも、本当にその通りだなあ、と思った。
面倒くさいことは嫌い。
だから、別の男を追っかけてる奴なんか、好きになる気はない。
だけど、俺だって考えるよ。
もし、こいつが俺のことが好きで、
俺がこいつのことを好きだったらって。

でも、現実はそうではない。
遊びと恋愛が別だってことだって、知っている。

だから、恐れることなんて何もない。


「初体験はね、好きなひとよりも、どうでもいいひとの方がいいの。
だって、格好悪いところ、好きなひとには見せられないもん。」


恋人ではない。
俺はとっても気の合う親友だと思っているよ。


愛が孤独を救うことはない。
救うことができるのは、娯楽と友情と、情事と文化でしょ。




「私、やっぱりサクラに勝てないかも。サスケくん、サクラのこと大事にしているみたいだし・・・・・・。」
「だから?」



突然甘えられても困る。


本気で好きになると、別れるとき面倒なことになるから、
そんなミスはしない。








不幸なのは、二人が愛しあっていないこと。










「ねえ、このまま何もかも捨てちゃって、二人でどっか、逃げちゃおうか。」
「それいいな。」


そんな駆け落ちの提案をしながらも、
二人は家までの道を、どうでもいい話をしながら歩いて、
分かれ道に出ると、笑って手を振って、別々の道を歩み、
また今日もホっと胸をなでおろして、別々のベットで眠りにつくのだ。






明日になれば、きっと何かが変わるはず。
明日は必ず来るからね。













なーんとなく書いたシカいの。
シカマルは好きだけど、別にいのは何とも普通。
ていうか、サクラとキャラかぶってる。
シカマルのファンなのに、シカマルって別にやりたいカップリング思いつかないのですよ。
希望としては、シカヒナなんだけど、接点ないし。
それでも何か書いてみたくって、シカいの。
愛はないけど(笑)。
























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