「あああ!妙子!なんてことに!」
「妙子!あたしがわかる?ゆかりよ!」
「ぴぴぴぴ・・・きゅいんきゅいん・・・びーびー」
妙子は何か言おうとしていたが、声帯がまだ機能していないらしく、声になっていない。直子は二人に言った。
「今、話かけてもダメよ。人工声帯の調整はこれからだから。」
ゆかりは妙子の姿を見て、かなり混乱していた。
「葉山主任!あたしたちもこうなるのですか?」
ゆかりの声は涙声に変わった。
「そうよ!そのためにわざわざ見せてあげているのよ。覚悟を決めてほしいの。わかった!」
「わっ・・・わかりました。」
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