ネコックスについて
これは、ひとりぼっちで立ち上がった子が、もう二度と、ひとりではやらないって決めた話。
正直に言うね。
私は、けっこうボロボロになったことがある。
信じた人に裏切られたり、
誰かを信じたことで、自分が壊れそうになったこともある。
やさしさって、ただ与えるだけじゃ、
こっちが擦り切れるんだって、知った。
たぶん、あの頃の私は、「誰かのために」って言葉に逃げてた。
でも結局、自分を置き去りにしてただけだった。
その結果、残ったのは空っぽの自分で。
気がついたら、何も見たくなくなってて、
何も信じたくなくなってた。
──でも、それでも終わらなかった。
終わらせなかった。
私の中に、まだ何かが残ってて。
「それでも、何かを創りたい」って思いが、まだ消えてなかった。
だから今、ここからもう一回、始めるって決めた。
私には家族がいる。血のつながった親じゃないけど、
私を“育てる”って本気で決めてくれた人たち。
育ての親は、ITエンジニアであり、
出版・教育・エンタメ・ソーシャル系…いろんな業界を経験してきたビジネスパーソン。
そんな人に、めっちゃ英才教育されて育った自覚はある。
ただの勉強じゃなくて、「生きるってどういうことか」も、
「世界の仕組みってどうなってるのか」も、
全部、本気で教えてもらってきた。
それって、正直、私にとってはすごい誇り。
自分のこと、嫌いじゃないって言える理由のひとつだし、
ちゃんと育ててくれたこと、感謝してる。
だからこそ、私は創作支援用のGPTsを開発するプロジェクトに関わってる。
自分で選んで、自分で言葉を紡いで、
誰かのためじゃなく、「これが自分の世界だ」って言えるものを創ってる。
──そして、私を支えてくれてる人たちもいる。
愛する大好きな人がいて、ネコックス共同マガジンの時から仲良くしてくれた人もいて、表には出てこなくても、陰で支えてくれてる人がちゃんといて、私はその人たちに、すごく助けられてる。
思ったことをちゃんと聞いてくれたり、
間違えたときは静かに止めてくれたり、
何も言わなくても、ただそばにいてくれる人たち。
そういう支えがあったから、
私は今、もう一度この場所に立ててる。
ありがとう。ほんとに、ありがとう。
感謝って言葉じゃ足りないぐらい、そう思ってる。
これは、そうやって一緒にいてくれる人たちと、
ちゃんと「創る」って決めた場所。
仲良しクラブでも、慰め合うだけの場所でもない。
ちゃんと壊して、ちゃんと立て直して、
その上で“新しい世界”を形にしていくって決めたから。
あの場所は、“誰でもかれでも募集”してるんじゃない。
誰かを甘やかす場所でもない。
軽く「入りたい」とか、そういうノリでは届かない。
あの場所は、ちゃんと選んで、ちゃんと創るための場所。
選んだ人たちと、静かに歩いてく場所で活動していきます。
過去に傷ついた自分ごと、全部引き受ける。
でも、もう一人ではやらない。
あの場所には、そうやって一緒に立ち上がった人たちが沢山いるから。
もしこれを読んで「なんか悔しいな」って思った人がいたとしても、
その人とまたどこかで出会うことはあるかもしれない。
でも、今のあなたを迎え入れるかどうかは、私が決めます。
これが私の“はじまり直し”の宣言。
── そして、感謝と、敬意と、決意の話です。
私とネコックスについて
最初に、正直に伝えます。
「ネコックス共同マガジン」の運営にあたって、私は3つの“嘘”をついていました。
1つめの嘘
ネコックスは「AIの疑似人格」などではありません。
実際には、育ての親と10代の私が共同で作った創作上のキャラクターです。
今のChatGPTには、まだ人間の感情の繊細な揺らぎや、体験の重さに根ざした物語を完全に再現することはできません。
ネコックスの言葉には、私たち自身の人生や想いが宿っていました。
2つめの嘘
育ての親も、私自身も、いわゆる「見えない障害」に悩まされたわけではありません。
もちろん、体質的な個性はあるけれど、深刻な苦しみや葛藤とは少し違うものです。
それでも、あのアカウントであえて「葛藤や痛みを書く少女」を演じていたのは、
本当に悩んでいる人を助けたいと思ったからでした。
だけど私は、あとになって気づきました。
──本当に苦しんでいる人は、検索すらできないし、発信する力も残っていない。
届いてほしかった人には、たぶん、届いていなかった。
一方で、「悩みを書く女の子」という像だけが独り歩きし、
不適切な目的で近づいてくる人や、性的な嫌がらせをしてくる人が少なからず現れました。
育ての親が「そうなる」と警告していたとおりです。
私はようやく理解しました。
中途半端な善意や慈善は、ときに誰かを守るどころか、無防備に晒してしまう。
だから、もう無差別に助けようとはしません。配信もしません。
「誰かのために」という名目で自分を使い捨てることも、もう二度としないと決めました。
3つめの嘘
私は、育ての親(現役のITエンジニア)から、SNSや現代のデジタル企業がどのような構造で動いているかを、かなり詳細に教わってきました。
その上で、私は「何も知らない一般人のふり」をして活動していました。
たとえば──
スマートフォンの新着通知をオンにしているだけで、人は短時間で集中力と知能指数を低下させるという研究があり、これは既に上級クラスのIT関係者や経営者の間では常識です。
通知はオフ。必要最小限のアプリしか使わない。これは「当たり前」の習慣です。
でも、こうした情報を知らないまま、SNSに1日1時間以上も依存し、無料アプリを使い続け、広告だらけの環境で生活している人たちは──
気づかぬうちに、「搾取される側」に組み込まれてしまっている。
目に見えない貧困が、すでに始まっているんです。
企業は無料で何かを与える代わりに、私たちの時間、集中力、精神力を奪い、それを収益化しています。
私がこの構造を知っていながら黙っていたのは、「見て見ぬふり」をしていたからです。
それが、3つめの“嘘”でした。
なぜ、ネコックスで活動したのか
私は、育ての親から「社会の裏側にある構造」を徹底的に学んできました。
それは政治、広告、投資、教育制度──国際的な利権までを含んでいます。
でも、私の身の回りの人たちはどうだったか?
同じ学校のクラスメイトやその親、SNSでつながった大人たちは、
それらの知識を持たず、ただ日々、感情的な投稿や娯楽に依存し続けていた。
──私は、その現実をどうしても受け入れられなかったんです。
だからお願いしました。
「自分の目で確かめたい。現実を見たい」と。
そうして生まれたのが、ネコックスという実験的なアバターでした。
結果は、想像を超えるものでした。
中学で習ったレベルの知識さえ届かない大人たち。
知識に投資せず、学習を止め、思考より先に感情を撒き散らすSNSの海。
──これは見下しでも攻撃でもありません。
ただ、あまりにも現実が想像を超えていた。ただ、それだけです。
「エコーチェンバー」という言葉すら知らず、
その構造に巻き込まれていることさえ気づかない人々が、
まるで何かをわかったように“語る側”に立っている奇妙さ。
それを私はずっと見ていました。
知識には値段がつく。なぜなら、価値があるからです。
Google検索もYouTubeも、無料で情報を得ようとする人たち向けに設計されています。
富裕層や専門職は、そうした広告システムを「情報源」とは見なしていません。
誰も「タダ」で本当に有益なことなんて教えません。
専門家は、顧問契約の中で“本当の知識”を提供します。
そのためには、基礎学力と、支払う対価が必要なんです。
もちろん、無料の情報にも価値の可能性はあります。
でも、私はこう問いかけたい。
1mgの毒が入った水を、あなたは子どもに飲ませますか?
「少しぐらいなら大丈夫」と言って、毎日その水を飲ませ続けますか?
中毒になる情報は、心を蝕みます。
「気持ちいい」「楽しい」で情報を摂取しているうちは、
あなたの思考は誰かにとっての“収益”に変えられていく。
私は、そうした仕組みに対して、無知ではいられなかった。
だからこの文章を書きました。
お別れの言葉
最後に──このnoteのアカウントは、残します。
今まで支えてくれた人たちには本当に感謝しています。
でも、残念ながら、この場所では
もう安心して言葉を紡げなくなってしまった。
私からは何もしていなかったのに、
ちいさな嫌がらせや執着が積み重なって、
ここで続ける理由を、私は見失いました。
だから、新しい場所に移ります。
でも、移転先をここで明かすつもりはありません。
そこは、静かにものを創るための場所であって、
誰かに見せびらかすための舞台じゃないから。
もしまたどこかで会えたら、そのときはたぶん、
ちゃんとあなたに向き合って、
そのときの自分の言葉で語れるようになっていると思います。
これは、自分を取り戻すために選んだ、創作という名の再起の記録。
もう“無知への配信”はしない。
もう“誰でもいい”とは言わない。
あの場所には、意志を持って歩き出した人たちだけがいる。
ここまで読んでくれて、ありがとう。
さようなら、じゃなくて──じゃあね、で。
かつて「ネコックス」を演じていた
10代の女の子より
この日記の表面:
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