欧州株式市場=続落、米相互関税の影響懸念

[3日 ロイター] - 欧州株式市場は続落して取引を終えた。米政権による相互関税の発表を受けて、貿易戦争が激化し経済成長が鈍化するとの懸念が広まり、STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tabは約8カ月ぶりの下落率となり、1月中旬以来の安値を付けた。
ドイツのDAX指数(.GDAXI), opens new tabは3.01%安。イタリアの主要株価FTSE・MIB指数(.FTMIB), opens new tabは3.60%安。スペインのIBEX指数(.IBEX), opens new tabは1.19%下落した。
投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数(.V2TX), opens new tabは25.54に上昇した。
トランプ米大統領が2日発表した「相互関税」は、大部分の輸入品に一律10%の基本関税を課すもので、国・地域によってはさらに高い税率が課される。欧州連合(EU)は20%となるほか、中国は発動済みの20%に加え、34%が上乗せされる。 もっと見る
STOXXユーロ圏銀行株指数(.SX7E), opens new tabは4.94%安。STOXX欧州600種資源株指数(.SXPP), opens new tabは4.67%、石油・ガス株指数(.SXEP), opens new tabは4.90%、いずれも下落した。
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個別銘柄では、ドイツのスポーツ用品大手アディダス(ADSGn.DE), opens new tabは11.7%安、プーマ(PUMG.DE), opens new tabは11.2%安といずれも急落。主要調達市場が大幅な関税の対象となったことから、売られた。
EUやスイスへの関税措置を嫌気して、フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)(LVMH.PA), opens new tabは5.6%下落した。
<株式指数>
終値
前日比
前営業日終値
コード
STOXX欧州600種
523.12
-13.80
-2.57
536.92
FTSEユーロファースト300種
2080.06
-57.77
-2.70
2137.83
ユーロSTOXX50種
5113.28
-190.67
-3.59
5303.95

※欧州株式市場

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