ブラジル、米10%関税への対応検討 議会は対抗措置への法案可決

[ブラジリア 2日 ロイター] - ブラジル政府は2日、米国への輸出品に対する10%の関税への対応を検討しているとし、議会は対抗措置を可能にする法案を可決した。
政府は声明で「国益を守るため、世界貿易機関(WTO)への提訴も含め、二国間貿易の相互主義確保に向けたあらゆる措置を評価している」とし、議会の法案可決も指摘した。
一方で対話にも前向きで、関税が相互的との米国の主張は「現実を反映していない」とし、ブラジルとの物品・サービス貿易で米国は大幅な黒字となっていると指摘した。
これに先だちブラジル下院は、関税などの対抗措置を含め、ブラジルの物品やサービスを対象とした一方的な貿易措置に対応するための法的枠組みを定める法案を可決した。ルラ大統領の承認が必要となる。

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