訪米のロ特使、「関係改善阻む勢力存在」と指摘

米ロ関係に前向きな動き、ウクライナ問題解決に道筋=ロ特使
4月3日、訪米中のロシアのドミトリエフ大統領特別代表(写真)は、ロシアと米国の関係に「前向きな動き」が見られると指摘した上で、見解の相違を解消するためには、さらなる会談が必要との認識を示した。リヤドで2月撮影(2025年 ロイター/Hamad I Mohammed)
[モスクワ 3日 ロイター] - 今週ワシントンを訪問しているロシアのドミトリエフ大統領特使は3日、ロシアとアメリカに緊張をもたらそうとしている勢力が存在すると指摘した。
「目下、緊張を維持したいと考える多くの勢力が、建設的協力関係の回復を阻んでいる。これらの勢力は意図的にロシアの立場をゆがめ、対話に向けたあらゆるステップを妨害しようとしている」とテレグラムに投稿。
「和解に反対する勢力は、ロ米が共通の基盤を見つけ、相互理解を深め始め、国際問題でも経済でも協力関係を築くことを恐れている」と述べた。
欧州はロ首脳の接近を警戒する。ウクライナは、ロシアとの停戦交渉が頭越しに進められるのではないかと懸念する。
米政府関係者によると、ドミトリエフ氏は2日に米政府高官と会談したとされる。 もっと見る
ドミトリエフ氏は、トランプ政権メンバーと協議するためにプーチン氏は自分をワシントンに派遣したとした。「確かに対話の回復は困難で緩やかなプロセスだ。ロシアの立場を本当に理解することで、投資や経済分野を含む建設的な協力の新たな機会が開かれる」と述べた。

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