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フランスが生んだロンドンイギリスが作ったパリ

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まーこ
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長らく敵対してきた二ヶ国ですが、様々なところで影響しあってきたようで……ある意味因縁深い関係だなあと思いながら読み進めていきました。ただ、人の名前が多く(しかもよく似ている。)、君は誰?ということが多々ありました。時系列も分かりにくかったです。 いずれにしろ、フランス革命が様々な面での転換期だったのかな?と思いました。
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オペラ座のカニ人
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なかなか読みきることができなかった。18世紀19世紀ロンドンとパリ、イギリスとフランス、日本と韓国、東京とソウル位置関係は似ているが文化、風俗の流れは全く違っているのではないか。住宅やお墓は興味深いものがあったが、いろんな人の名前がたくさん出てきてなかなか理解しづらいものがあった。あと、ダンスの章を読み終えることができなかった。
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takao
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☆二都物語
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こん
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ネタバレフランスとイギリスの風俗が一度に分かる本。年代が、注意してみないといつのことなのか分からなくなるから注意が必要。
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wassermusik
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海峡を隔て好敵手として対峙してきた英仏、ロンドンとパリの18、19世紀文化二都物語。街の変遷の姿を住宅、街路、レストラン、ミュージックホール、探偵、墓地と6つに分け考察する。羨望と尊敬、軽蔑と怖れを抱き交流し模倣し影響を与え合う歴史を文献、小説、流行り歌等から詳述し、王権の大きさや城壁撤去時期の違い等による生活意識の差異が近代に融合される様子が浮かび上がる。権力側から見た互いの国ではなく、市民自身が互いの長所を伸ばし都市を発展させる姿は現代欧州での覇権に繋がるのだろう。ここにベルリンが加わるとどうなるか。
wassermusik

2013年作。家庭の快適さより娯楽重視のパリ、歩道があり快適だが殴り合いを始めるロンドン、レストランの始まりはロンドン、「陽気なパリ」への嫉妬と軽視、ルコック探偵がホームズの先駆者、共同墓地の手本はパリだがその元は英国風景式庭園…という具合に絡み合い発展した二都の姿が興味深い。

07/17 06:12
wassermusik

「1780年代に活躍した啓蒙主義的な文学者にとって、理想の都市は、パリとロンドンの間にある、ふたつの都市が融合した都市だった」「遊歩者は、歩道をこよなく愛した…『歩道よ! あなたは泥から逃れるための避難所であり、遊歩者の安息所である。私はあなたを称えよう! 私の青春時代の幸せな出来事はすべて、石で出来たあなたの上で起こったのだ(ルイ・ユアール)』」

07/17 06:13
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macky
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☆☆☆☆☆ 海を隔てた2つの国、ある時はライバルに、またある時は互いに歩み寄る関係として歴史を刻んできたイギリスとフランス。それが歴史にさほど詳しくない一般読者にも興味深く書かれていたような気がする。個人的には第6章「死者と埋葬」がいちばんおもしろく読めた。
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さくは
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18・19世紀のパリとロンドンの街の様子が分かる。アパートメント、遊歩者、レストラン、フレンチカンカン、探偵小説、共同墓地など、パリとロンドンの交流によって生まれた物事、あるいは強い影響を受けた物事について取り上げられている。
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くまこ
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フランスとイギリス。お互いにいい影響を受けて形成された文化があるのだと思った。歴史の中を散歩しているような気分の味わえる本でなかなか楽しかった。
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メルセ・ひすい
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ネタバレシャーロックホームズはフランスに、フレンチカンカンはイギリスに、そのルーツが存在していた-。近代都市へと変貌を遂げる18・19世紀に、海をへだてて競い合ったふたつの首都、ロンドンとパリ。その歴史の交差を描く。
メルセ・ひすい

ニューヨーク生まれ。イギリスに渡りオックスフォード大学で歴史学を専攻。コートールド・インスティテュート・オブ・アートとケンブリッジ大学でロンドンのナショナルギャラリーの歴史を研究。

12/17 15:17
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潤
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ネタバレ何かと影響し合って成り立っているんですね。 ダンスの逆輸入の話はとても興味深い。イギリスにもフランスより進んでいる側面はあれど、認識としてはフランスの方が発展していてお洒落なところだという意識があったんですかね。
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