北九州市の九州歯科大学に勤務する50代の男性准教授が、複数の学生に対しわいせつな行為やアカデミックハラスメントをしたとして免職処分となりました。
今月23日付で分限免職処分となったのは、北九州市小倉北区の九州歯科大学に勤務する50代の男性准教授です。
大学によりますと、男性准教授は、複数の学生に対しわいせつな行為やセクハラ、優位な立場を悪用する「アカデミックハラスメント」のほか、教員しか知り得ない情報を学生に漏らしていたということです。
去年12月、学生から「セクハラを受けている」と別の男性教員に相談があり事案が発覚しました。
大学の聞き取りに対し、男性准教授は「セクハラや情報漏えいはしたがわいせつな行為やアカハラはしていない」などと話しているということです。
九州歯科大学は今後、全教職員に対し人権侵害やハラスメント防止に関する研修を強化するとしています。