RAB青森放送

弘前警察署によりますと、ことし3月中旬、青森県内に居住する50歳代の女性はスマートフォンでSNSアプリ「Threads」を閲覧中、株式投資の投稿にあったURLからLINEアカウント「新田弘明」を登録し、そのアカウントからLINEアカウント「石井美雪」を紹介され、投資に関するやり取りをするようになりました。 5月上旬ころ、石井からLINEメッセージで ・グループLINEの指示に従って株式投資をしてもらう。 ・利益率が高い株式先物取引のIPOに申し込んでみないか。 と言われ、指示に基づき「RSJ」というアプリをインストールし、LINEアカウント「カスタマーサポート（社番173）」、LINEグループ「千億資産形成計画D6」を登録しました。 その後、石井たちの指示に従って運用資金として5月11日から6月17日までの間4回にわたり、ネットバンキング等を利用して、指定された大手金融機関等の個人名義口座に現金合計352万円を振り込んだところ、アプリ上では利益が発生しました。 そこで女性がアプリ上で出金手続を進めたところ、カスタマーサポートからLINEメッセージで ・出金先口座に間違いがあり、アカウントが凍結された。 ・解除するためには、保証金を支払う必要がある。 と言われ、保証金として6月20日、ネットバンキングを利用して指定された地方金融機関の法人名義口座に現金318万6,891円を振り込みましたが、一向に出金することができず、さらに出金手続き費用を求められたことから、詐欺の被害に気付いたということです。 警察は投資話において「必ず儲かる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。