米国へのフェンタニル密輸、日本経由か 中国組織が名古屋に拠点
【イブニングスクープ】米中「新アヘン戦争」の裏側
合成麻薬「フェンタニル」を米国に不正輸出する中国組織が日本に拠点をつくっていた疑いが判明した。日本経済新聞の独自調査でわかった。中心人物が名古屋市に法人を登記し、少なくとも2024年7月まで日本から危険薬物の集配送や資金管理を指示していた姿が浮かび上がった。日本は米中対立を招いたフェンタニル危機の最前線となっているおそれがある。
米国ではフェンタニルの乱用で年間数万人が死亡し、大きな社会問題にな...
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(更新)- 山崎俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授貴重な体験談
フェンタニルは非常に強力な鎮痛剤として知られ、高揚感が得られることからこの記事にあるように乱用されてしまいます。多くの都市で中毒者が問題になっています。私も海外出張したときに、それとしらずに中毒者が多く集まるストリートを通ってしまい、前かがみになり身動きだにしない多くの中毒者を目の当たりにしました。全身で「この通りは危ない」と感じて、走って逃げました。
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(更新) - 益尾知佐子九州大学大学院比較社会文化研究院 教授分析・考察
おお、これはすごいスクープですね。 フェンタニル問題は特に中国にとって、習近平政権の顔に泥をぬる敏感な話題です。 習政権は警察権力に支えられているので、その優秀さを強調し、フェンタニル問題は米国のでっち上げだと主張してます。でも中国の組織は、政権とあまり関係ない話題にはそもそも熱心に取り組みません。実際はこういう状況なのでしょう。 なんでもありの中国社会。しかし在日中国人100万人時代になると、その野放図さは日本にとって無視できないものに。これをきっかけに、日本の公的機関が在日外国人の違法活動をしっかり規制する方に舵を切るよう願います。脱税、違法操業などもすごそうです。
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トランプ米政権が中国やメキシコ、カナダに対し、関税引き上げの強硬策に動いています。なぜそうした国々を目の敵にするのでしょうか。現地取材と独自のデータ分析で「新アヘン戦争」に迫ります。