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Conversation

来年の入試予想問題を作りました。夏を乗り切っていきましょう。 令和8年度 東京都立※※中等教育学校 適性検査Ⅲ 次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。 私たちの社会は、多くの人々が協力し合って成り立っています。そして、社会のルールを定め、みんなの暮らしを支えるために、国や東京都のような「行政」という組織が活動しています。 しかし、時には「行政の活動は、法律のルールに照らして本当によいことなのだろうか」と疑問を持つ住民もいます。そうしたとき、住民は裁判所に訴えて、その判断を求めることができます。これを「住民訴訟」といいます。 最近、ある市民団体(BONDプロジェクト(仮))に対して東京都がお金(交付金)を出したことについて、「その手続きや判断は法律上問題があるのではないか」と考えた住民が、東京都を相手に住民訴訟を起こしました。 裁判所である東京地方裁判所は、この訴えに対し、「一部を却下し、その余(あまり)を棄却する」という判決を下しました。これは、訴えた住民側の全面的な敗訴を意味します。 このニュース記事を読んだ、中学1年生の花子さんと太郎さんが話をしています。 花子:この記事、読んだ? 東京都の裁判の話。結果は「一部却下、その余棄却」だって。※注1 を見ると、訴えた人の完全な負けってことよね。 太郎:うん、そうだね。でも、負け方がちょっと複雑だ。「一部は門前払い」で、「残りは話し合ったけど負け」ってことだから。 花子:そうよ。しかも、この裁判はたった1回の話し合いで結審して、2か月後にはもう判決が出てる。すごく早いわ。普通に考えれば、訴えの内容に無理筋があって、裁判所が議論する価値もほとんどないと判断したからでしょうね。「東京都のお金の出し方は、とっくに終わった話です」とか、「損害があったという証拠が全くありません」とか、そういう理由で、すぐに結論が出ちゃったんだと思うわ。 太郎:本当にそうかな? 僕は、もしかしたら訴えた側は、わざと「却下」されるように仕組んだんじゃないかとも思うんだ。 花子:え、どうして? 裁判は勝つためにやるものでしょう? 負けるために訴えるなんて、意味がわからないわ。 太郎:「棄却」されてしまうと、「あなたの主張は間違いでした」と裁判所に公式に断定されて、その話は終わりになる。でも、「却下」なら、中身を判断されていないから、「今回は手続きのミスだっただけ。もし手続きがちゃんとしていれば、本当は勝てたかもしれない」という可能性を残すことができるんだ。 花子:可能性を残して、何になるの? 太郎:(遠くを見ながら)未来のためさ。もしまた同じような問題が起きたとき、「過去に、闇に葬られようとした正当な訴えがあったんだ!」と主張できる。今回の「却下」された部分は、未来で戦うための「カード」として取っておいた、という戦略かもしれないよ。事実の裏にある意図を読むのも、物事を深く考えることだと思うな。 花子:うーん、それは考えすぎじゃないかしら。私は、起きた事実をそのまま客観的に見ることが大切だと思うわ。 ※注1 •却下(きゃっか):訴えが、話し合い(審理)に進むための手続き上の条件を満たしていない場合に、中身を判断せずに門前払いする決定。 •棄却(ききゃく):訴えの条件は満たしていると認め、中身を話し合った(審理した)結果、「訴えに理由がない」と判断して、その主張を退ける決定。 問1 花子さんと太郎さんは、この裁判が早く終わった理由をそれぞれどのように考えていますか。会話文の内容にもとづいて、それぞれ60字以内で説明しなさい。 問2 花子さんと太郎さんの意見が分かれているのは、一つの「事実」に対して、どのような姿勢で向き合っているかの違いによるものと考えられます。二人の姿勢の違いが分かるように、あなたの言葉で80字以内で説明しなさい。 問3 この裁判の判決に対する花子さんと太郎さんの二つの考え方について、あなたはどのように考えますか。次の【条件】にしたがって、あなたの考えを述べなさい。 【条件】 1.花子さん、太郎さんのどちらの考え方に近いか、あるいは二人とは異なる考え方かを明らかにすること。 2.なぜそのように考えたのか、理由や具体的な例を挙げて説明すること。 3.200字以上、240字以内で書くこと。
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地裁でひっそり/開示請求
@chisaidehissori
6月25日 2025 13:15 判決 損害賠償請求等義務付け請求住民訴訟事件 原告 水原清晃  暇空茜 被告 東京都知事 令和5年行ウ略 522 ※部 前回 第一回 令和7年4月16日 控訴審 13:20 判決 損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件 控訴人 立花孝志 外 被控訴人 大津綾香 令和6年ネ略外
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