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 イオンの金融子会社であるイオンフィナンシャルサービス(FS)は2025年6月26日、コード決済の「AEON Pay(イオンペイ)」と電子マネー「WAON(ワオン)」を統合する。AEON Payが使えるアプリでWAONが利用できるようになる。イオンFSはAEON PayとWAONを統合し、先行するPayPayなどに対抗する。

 6月26日にAEON Payが使えるスマートフォンアプリ「iAEON」と「イオンウォレット」の仕様を変える。両アプリ上でWAONによるタッチ決済が利用できるようになる。AEON PayとWAONの間で残高をやり取りすることも可能になる。

 2007年にサービス提供を始めたWAONは、全国153万1000カ所(2025年5月末時点)で使える。今回、AEON Payと統合するものの、WAONのアプリやカードの提供は続ける。イオンFSの橋本壮一郎執行役員決済商品本部本部長は「WAONをなくすわけではないが、WAONからAEON Payへの過渡期だと捉えている」と語る。

イオンFSが2025年3月の「リテールテックJAPAN 2025」で公開した仕様変更後のアプリ画面
イオンFSが2025年3月の「リテールテックJAPAN 2025」で公開した仕様変更後のアプリ画面
(写真:日経クロステック)
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