宇宙大国インド、民間も離陸 企業数世界2位に
チャートは語る
・宇宙企業数でインドが米国に次ぐ2位に
・資金調達回数は日本や英国より多く推移
・NASAをも上回る公的人材の厚さが強み
インドが宇宙大国として台頭してきた。注目すべきは民間による開発が加速していることだ。インド宇宙研究機関(ISRO)の出身者らの起業が相次ぎ、民間企業数は米国に次ぐ2位に躍り出た。衛星の打ち上げ成功も相次ぐ。世界の競争の構図が急速に変化しつつある。
2024年末...
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(更新)- 鈴木一人東京大学 公共政策大学院 教授分析・考察
インドは確かにポテンシャルもあり、有能な人材も多いが、宇宙ベンチャーが育ち、宇宙の商業市場が出来るためには、やはり政府の関与が重要。商業的な宇宙市場はまだ十分に育っておらず、そこに大量のスタートアップが参入しても、小さな市場を食い合うだけ。政府が市場を広げるために様々な手を打っていかなければ、商業宇宙活動は広がっていかない。インドの企業は政府を飛び越えていきなりグローバル市場に参入しようとするが、グローバル市場も言うほど大きなものではない。
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(更新) - 蛯原健リブライトパートナーズ 代表パートナー分析・考察
70年代パーソナルコンピュータ登場、90年代インターネット商用化から長らくスタートアップはソフトウェア一辺倒が続いてきましたが今ディープテック時代が始まり、その主要分野のひとつがスペーステックとなります。インドは衛星同時多発の世界記録を有するなど無人、小型の分野においては世界トップクラスの実力を有します。インドのシリコンバレーと呼ばれるバンガロールは、IT産業集積で有名ですが、政府宇宙機関のISROやヒンドスタン航空機製造HALの本社など宇宙産業、防衛産業の集積地でもあります。
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(更新) - 小玉祥司日本経済新聞社 編集委員ひとこと解説
インドは宇宙開発では日本を上回る高い実績を備えています。2023年の月面着陸成功は旧ソ連、米国、中国に続く4番目。2014年には火星の周回軌道に探査機を送り込むことに成功しており、これはアジアでは初めてで、世界的にも旧ソ連と米国、欧州に続き4番目でした。宇宙飛行士を乗せた有人宇宙船「ガガンヤーン」の計画も進められていて、2026年にも打ちあげます。成功すれば米中ロに続いて独自に有人宇宙飛行に成功した世界で4番目の国になります。 日本はインドと協力して、月の南極付近に着陸・探査するLUPEX計画を進めています。月の水資源をめぐる競争が激しくなる中、日本にとり重要なパートナーでもあります。
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