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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

地球史上最大級の謎 ~古代巨大石~

2025年06月25日 | open

1000トンの巨石がズレなく
並ぶ理由…
この古代遺跡の謎がヤバすぎる!


これこれ、これなのよ。
どうして1600トン級の加工
した巨石を運ぶ事ができた
のか。
それ、現代機器を使っても

無理。
それらをどうしてカミソリ
1枚入ら
ないほど隙間もなく
ピッタリ
と並べる事ができ
たのか。

現実的にはその物体がそこ
に残っているから、それを
やったのだろうという事は
分かるが、その方法が現代
人には解明できない。

でも宇宙人説はどうかなぁ。
地球人がやったのでしょう
よ。知らんけど。
ごく最近(といってもたか
だか数百年)の日本刀の金
工技法でも、現代では解明
きずに再現不能な物があ
るよ。日本刀に興味ない人
たちは知らないだろうけど。

それは刀の鍔の「糸透かし」
という技法。
コピー用紙1枚が入らない
程の狭い線の透かしを鉄製
の鍔に施している技法がそ
れ。

江戸期の伊藤派が得意とし
た技法だったが、やり方は
現代科学を以てしても解明
されていない。
精査しても、初めから文様
を作って離れた2パーツの
端を鍛接して均したのでは
ない事は確実。
全く以て、その作り方が不
明。
現代金工でも何名かが再現
しようとしたが、悉く失敗
している。
何か、突拍子もない今では
思いつかないような技法で
製作されたのでしょうね。
技術は完全に失伝していて

現代日本人には残ってい
せん。
日本人に技法が残っていな

いという事は、世界中でも
再現できる人はゼロという
事。ロストテクノロジーの
一つになっている。


私の糸透かし鍔。
これらはまだ糸透かし部分
が太いほうで、本当にギッ
チギチの狭い透かしの鍔は
世に多くある。
升形のうち直線部の2線は

ただの彫りですが、他の2
線は向こう側まで貫通して
いるのですよ。びっくら。
現代の人間国宝の匠でも作

れない謎の技法なのだから、
困っちゃうよね。

枡に蛞蝓(なめくじ)の図
鉄鍔 銘:武州住正國(伊藤派正國)

縦 71.5mm 横 70.0mm
厚 4.4mm 重さ 110g
鉄地唐草金象嵌糸透かし

水戸 無銘(杉山節尚)冠の図


でも、こんな感じで人類の智
はどんどん失伝消滅していく
のではなかろうか。
身近なところから。
今の日本人が、大体今の中年
より年下世代がマッチを全く
すれなかったり、50代より若
年は刃物で鉛筆が全く削れな
かったりとかも、そうした人
類の技法技術失伝消滅の一端
なのでは。
ダイヤル電話見て、かけ方を
知らない人がいたのにはたま
げたけど、それが現実。
そうした現実の積み重ねで、
どんどん物や史料や遺跡は
残っても、何が何だか分から
ないという現象が繰り返して
発生しているのでは。
人類というのは、一体進化し
てるのか退化してるのか分か
らないよな。

ただ、一ついえるのは、最近
の最新テクノロジー漬けの若
年層に多い単細胞思考で「昔
の人より今の人のほうが優れ
ている」とか思い込む考えは
根底から間違ってるよ。
自分が50mを5秒台で走って
ら物言えよ、とか思うよ。
50年前にそれを現実に実現
させていた人間からすると。
で、幕末や明治初期の人たち
のほ
うが今のバカチン大集合
より
ずっと学力も知能も知性
も高
かったと思うよ。
「知」が一部の層に独占され
ていた、という特殊な時代背
景は当時にはあったにせよ。
現代人、総体的に温故知新を
忘却してる時点でバカまる出
しだよ。

  
 

 

 



 

 
 
 


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