天皇陛下は、24日午前10時半前に東京 上野の日本芸術院会館を訪ねられました。
ことしの日本芸術院賞には10人が選ばれ、このうち特に優れた業績に贈られる恩賜賞には、彫刻家の勝野眞言さん、小説家の川上弘美さん、それに大阪の伝統芸能「人形浄瑠璃文楽」の人形遣い、吉田和生さんが選ばれました。
受賞者が1人ずつ天皇陛下の前に進み出て日本芸術院の野村萬院長から賞状などを受け取ると、天皇陛下は一人一人に拍手を送られました。
天皇陛下 日本芸術院賞の授賞式に出席 東京 上野
芸術の分野で優れた業績をあげた人たちに贈られる日本芸術院賞の授賞式が、天皇陛下も出席されて東京で開かれました。
式典のあと、天皇陛下は恩賜賞の受賞者3人からそれぞれの業績について説明を受け、このうち彫刻家の勝野さんには「すばらしい作品ですね」とか「いちばんこの中で工夫されたところは」などとことばをかけられていました。