最低賃金法違反 配置薬業界の業界紙発行する会社を書類送検 富山市
配置薬業界の専門紙を発行している富山市の会社が、従業員に対して賃金を所定の支払日までに支払わなかったとしてきょう書類送検されました。
最低賃金法違反の疑いで富山労働基準監督署が書類送検したのは、配置薬の業界紙を発行している富山市の薬日新聞社と70代の男性社長です。
富山労働基準監督署によりますとこの会社は、従業員3人のおととし6月から11月までの定期賃金あわせておよそ326万円を所定の支払日までに支払わなかった疑いです。
従業員から賃金未払いについて相談があり労働基準監督署が行政指導を行いましたが、改善されなかったため書類送検に至ったということです。
薬日新聞社の社長は取材に対し「経営が厳しく支払いが滞った。少しずつ賃金は支払っている」などと説明しています。
最終更新日:2025年6月24日 14:53