菅原 琢 ニュースレター配信開始!

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菅原 琢 ニュースレター配信開始!
@sugawarataku
政治学者、国会議員白書kokkai.sugawarataku.net、ニュースレター sugawarataku.theletter.jpを運営 著書:『データ分析読解の技術』(amzn.to/3LNanDq)、『世論の曲解』(amzn.to/1AdAiaE)ほか。
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菅原 琢 ニュースレター配信開始!’s posts

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【重要なお知らせ】 政治分析レポートをニュースレター形式で配信することになりました。 初回配信は3月6日(木)12時を予定しています。内容は国民民主党の選挙結果についてです。 下記から登録すればメールおよびブラウザで閲覧できます。 菅原琢の政治分析
Go To トラベルキャンペーンの何がダメかって、新型コロナウイルスを広めないように外出を控えて注意して生活をしている人は得せず、あまり考えずに補助出るから旅行しようかって人が得するところですね。後者のほうがおそらく感染している可能性も高い。
安倍内閣の選挙後の支持率は注目ポイント。立憲民主党の枝野代表が、今回の選挙で政治家の格を上げ野党の事実上のリーダーとなり、次の首相候補として意識されるようになるとすれば、「他がいない」が核となってる安倍内閣支持率は低下する。そのためには立民が勢力をさらに拡大する必要もあるが。
今回の衆院選の結果は、敵失=裏金問題による野党の勝利と結論付けるメディアが多そうだけど、殊更に裏金問題を要因とするのは適切でないでしょう。有権者の自民離れは、裏金問題がメディアと政界の関心事(23年末)となる以前から生じていたためです。
立憲民主党議員の質疑を少し調べたけど、誰もワクチン推進反対と主張していなかった(当たり前だが)。むしろ、ワクチン供給を危惧したり接種体制整備をもとめたりと、接種推進の立場からの意見が多い(当たり前だが)。 国会会議録検索システム kokkai.ndl.go.jp
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Gerald Chee 🇯🇵
@0xGeraldChee
その『あり得ない』ことを主張しているのが立憲民主党なのが、日本にとっての不幸。これは国民の生存と安全保障の問題なのだから、他のことなどどうでも良い。 x.com/lawkus/status/…
4年間在職して認知度を上げ、支持組織も盤石な現職候補に、公示少し前に立候補表明した候補が勝てるわけがない。候補乱立も新型コロナウイルスも関係ない。年単位で対立候補と支持基盤を育てられない対抗勢力の問題。
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共産が左の票を固めてくれるのだから、立憲民主党はもっと「改革」を訴えてもよかったはずですが、同じように格差是正、ジェンダー平等などを訴えていました。これらは野党第1党の政策集に入れるべき事柄ですが、中心的な訴えが被ってしまって票田も被り、ウイングを広げられなかった。
勝てる候補、勝てる体制に変に拘らないで、無名でも若くてまともで自分たちに考えの近い候補を2年くらい推して臨めば、負けても次や他の選挙で有力候補になる。知名度のある候補にしがみついてインスタントな選挙ばかりやっていては、組織も枯れてゆくのでは。
野党が「負けた」後の界隈の喧騒も一部それで、想像や憶測で誰かの反省の弁や総括を膨らまして、きつい言葉で罵り合う。なんでそんなに他人を憎めるのか、それを言葉にできるのか。ショックなのは理解するけど落ち着いて欲しいですね。
マス・メディアの敗北という声もあるけど、マス・メディアが取り上げまくって一般に知名度を広げ、深いインプレッションも獲得したのが斎藤候補なので、むしろマス・メディアの影響力は大きいなという印象ですね。
立憲民主党の議員が多いのは「対案」を量産しているからですね。対案を出せと言う人は、対案が出ていないか確認してから言いましょう。
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@sugawarataku
衆議院の議員立法提出数ランキングのページを更新しました。 議員立法ランキング(歴代衆議院議員) | 国会議員白書 kokkai.sugawarataku.net/gikai/grrr00.h
成長と分配どちらが先かという言葉遊びじみた議論が野党やその支持者から出てくるのは、結構根が深い問題のように思う。現状、左派政党が言うべきは成長しようがしまいが分配しろであって、言葉としては「再分配」を用いるところのはず。
情勢調査時点から斎藤陣営が選挙戦で追いあげて逆転した、みたいなストーリーもひとまず真に受けないほうがよいです。斎藤候補は、一連のスキャンダルにより情勢調査では「答えにくい」候補だったので、当時の予測が低く出ていた可能性があります。
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とても地味で注目されていませんが、野党にとっては小党分立はまだまだ問題ですね。れいわ新選組は東京以外でもかなりの得票率で、参院選なら1-2議席取れる勢いですし、社民党も名簿出す限り議席に繋がらない票をかなり持って行きます。
共産党の票はきっちり乗っていて立民候補はそれで助けられたけど、立民の支持自体が全然足りず、その要因として身も心も野党共闘しすぎて共産党に似通った印象を与えたために、改革志向の無党派を捉えられなかった、とまとめられると思います。
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nobu akiyama
@nobu_akiyama
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野党協力のインパクトの評価が難しかったということでしょうか?思ったほどシナジー効果がなかったというか…
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維新は、結果だけ見れば大成功です。ただ、今回得た議席や支持を有効に使えるかも疑問があります。やはり大阪兵庫以外では比例で議席を取るのが精一杯で、それも与野党双方の支持の低さによるもの。今後支持を維持できるかは自民、立民次第でしょう。
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その意味では、与党は維新に助けられた部分が大きいと思います。ただ、選挙区の票差を見るととても安心してはいられませんね。少し野党共闘(立民)が戦略を修正して広めの網で勝ちにくれば、南関東を中心に次はひっくり返るでしょう。
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以前は「改革」をめぐり各党が争っていましたが、自民党が河野太郎総裁にしなかった時点で維新の独占領域となりました。「改革」と言っても、ごりごりの新自由主義を訴える必要はないと思いますが、事業仕分けレベルのことすらメインの訴えに置かなかったのでこの層は立民を素通りせざるを得なかった。
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一番は国民民主党で、定数の大きなブロックを除けばかなり大きな割合を野党の議席に繋がらない票にしています。国民民主党はそれで当選できない候補もいるわけですから、今後は統一名簿なども視野に入れたほうがよいでしょうね。
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前回も都民ファーストは事前予測以上に議席を「伸ばし」たし、普段の国政選挙で維新の票が読めないのと同様に、都民ファーストのような「政党」の票は通常の世論調査をそのまま読んでは結果を予測できないと理解したほうがよいでしょう。
この分析は手法に問題がある。リベラルと保守を「安倍/アベ」に対する否定/肯定で決しているため、たとえば攻撃的アカウントがリベラル側に過大に含まれうる。「枝野」で分析すれば逆の結果になるのでは。 なぜリベラルの声は中間層に届かないのか?(鳥海不二夫) news.yahoo.co.jp/byline/toriumi
「国益」とか政府案件の首脳会談が条件となるロジックはまだよくわかっていないのだけど、有権者を代表する立場としての議会がこの案件を慎重に扱わなければならないことは当然であり、よく理解できる。テレビで演説を聞くのとは全くその意味が違う。
野党共闘を続けるかどうかが立憲民主党代表選の争点と一部で言われていますが、そうなったら危ういですね。共闘を続けようが続けまいが、大事なのは自勢力の支持や組織の大きさで、これがないと交渉は不利になる。支持層や党員、地方議員などをいかに厚くしていくか、自党の支持拡大戦略がまず先。
希望の党の「失速」は、メディアでは排除を主要因としているけど、説明としてはズレているかと。低評価の政党群の中に未評価の新党が出てきてマスメディアに大きく報道されたため、一時的に世論調査での回答が増え、それがどのような政党かわかってそれが引いただけ。排除はその材料の一つに過ぎない。
多様な要因により生じる新型コロナウイルス死者・重傷者の都道府県格差を、「政治」のみに帰するような表現は適切ではないですよ。データを扇動に利用しているように見えます。
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三春充希(はる)⭐第27回参院選情報部
@miraisyakai
左が人口100万人あたりの死者数で、右が人口100万人あたりの重症者数。大阪は、前者が全国平均の2倍以上。後者に至っては8倍に近い。一体どういう政治をやったらこんなことになるのか。 出典:【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス重症者数の推移 web.sapmed.ac.jp/canmol/coronav
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立憲民主党の小出し政権公約第4弾、第2弾くらいまでは賛否双方大騒ぎな感じだったけど、政策が出てくるようになってだいぶみなさん静かになりましたね。具体的で方向性も明確で、個人的にはこれまでで最も評価が高い。 cdp-japan.jp/news/20210922_ #立憲民主党
【お知らせ】 『データ分析読解の技術』という本を出版することになりました。固めの書名ですが一般向けの新書です。 怪しいデータ分析を「問題」として出題し、「解説」を加えることで分析の読解力を鍛えるという趣旨の本です。 『データ分析読解の技術』中公新書ラクレ
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①について。自民党は17%前後の絶対得票率でようやく勝ってるだけで正統性がないみたいな物言いがよく聞かれます。この17%を言い出して広めたのは自分だと思うのですが、そんな与党を生み出すくらい野党が弱いうえに賢くない(のでもっと頑張れ)、というのが自分の議論です。
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立憲民主党支持者や共闘支持者のみなさんは、協力が行われなかったことを他党のせいにしがちですが(そういう側面はありますが)、より広い支持を集めた確固たる野党第1党の立場を立憲民主党が確立できなかったことが、最初の反省点になるでしょうね。
【各社の内閣支持率に差が生じる基本的な理由】 読売・日経→「わからない」等へ再度聞く重ね聞きで支持率高め。 朝日→丁寧な(しつこい)調査で「無回答」割合高く支持率低め。 毎日→選択肢「関心がない」が存在するため支持率低め。 ここに誤差やタイミングなども影響して差が生じる。
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(続き)公明党は自民党の巻き添えを食らったと捉えられますが、議席減の主要因は大阪での維新との対立です。加えて、比例区での継続的な得票減少があり、今回も比例区の議席を減らす可能性があり、自前の得票基盤の衰退も明らか。もともと支持の広がりのない政党なので、反転の芽は無いようにも。
政治の危機対応の失敗という話題になると、政治家が無能だという話になるが、政治家に限らずほとんどの人間は特定の専門分野に関して無能なんだから特定個人について無能かどうか査定することに大した意味はない。システムとしてそこに必要な能力を配置していたかがまず重要。
今回の衆院選、野党共闘で接戦区が増えるし、それが都市部に集中するとなると、メディア各社の情勢報道もシビアになる。これまで与党圧勝選挙区が多かったために、情勢調査の精度が粗くても当落予測自体はあまり狂わなかったが、今回は大きくズレる可能性もある。